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2008年4月26日のブックマーク (5件)

  • 村上春樹にご用心 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    村上春樹にご用心 作者: 内田樹出版社/メーカー: アルテスパブリッシング発売日: 2007/09/29メディア: 単行購入: 6人 クリック: 47回この商品を含むブログ (114件) を見る 内容紹介 ベストセラー『下流志向』のウチダ教授が村上文学の秘密をついに解きあかす! 村上春樹はなぜ世界中で読まれているのか? 『風の歌を聴け』から『アフターダーク』までを貫くモチーフとはなにか? なぜ文芸批評家から憎まれるのか? うなぎとはなにか? ──だれにも書けなかった画期的な村上春樹論登場! 「これはカッキ的文学論である。読めば、びっくり」(著者) 文より 「私たちの平凡な日常そのものが宇宙論的なドラマの「現場」なのだということを実感させてくれるからこそ、 人々は村上春樹を読むと、少し元気になって、お掃除をしたりアイロンかけをしたり、 友だちに電話をしたりするのである。それはとってもとっ

    村上春樹にご用心 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    inmymemory
    inmymemory 2008/04/26
    たしかにこれはアンチにはわかるまい
  • 『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』(村上春樹、河合隼雄) - 日刊そうた

    対談ベスト3を紹介。 まずは、『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』。 人生で初めて読んだ対談であり、 今のところベストと呼べるだけの インパクトがあった。 単行が出た10年以上前から、 何度読んでも発見がある。 (ブログで紹介するのも4度目) 身体、物語、夫婦関係、個人。 今、という時代をタフに生きていく上で 必要な知恵はここでほぼ語られている と言っていい。 二人とも時代を経て当時の場所から、 さらに高みを目指している(河合隼雄は いたになる)。 また、二人のコメントについて それぞれがフォロー解説を 入れているのも、読みやすい。 発言を汲むすばらしい編集。 今回、再読してなるほどと 思った箇所を引用。 反体制、ではない時代に。 長いが、村上春樹のコメントを ふまえて河合さんの解説コメント。 何でも「裏がえし」というのは、 その元のものとほとんど変わりは ありません。 「体制」を措定

    『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』(村上春樹、河合隼雄) - 日刊そうた
  • 『西瓜糖の日々』 - 半透明記録

    リチャード・ブローティガン 藤和子訳(河出文庫) 《あらすじ》 コミューン的な場所、アイデス <iDeath>と、<忘れられた世 界>、そして私たちとおんなじ 言葉を話すことができる虎たち。 西瓜糖の甘くて残酷な世界が夢 見る幸福とは何だろうか・・・。 澄明で静かな西瓜糖世界の人々 の平和・愛・暴力・流血を描き、 現代社会をあざやかに映して若 者たちを熱狂させた詩的幻想小 説。 《この一文》 ” 月曜日 赤い西瓜 火曜日 黄金色の西瓜 水曜日 灰色の西瓜 木曜日 黒色の、無音の西瓜 金曜日 白い西瓜 土曜日 青い西瓜 日曜日 褐色の西瓜 きょうは灰色の西瓜の日だ。わたしは明日がいちばん好きだ。黒色の、無音の西瓜の日。その西瓜を切っても音がしない、べると、とても甘い。 そういう西瓜は音を立てないものを作るのにとてもいい。以前に、黒い、無音の西瓜で時計を作る男がいたが、かれの時計は音を立て

    『西瓜糖の日々』 - 半透明記録
  • オルダス・ハックスリイ『すばらしい新世界』 - 半透明記録

    オルダス・ハックスリイ 松村達雄訳 (「世界SF文学全集10」早川書房) 《あらすじ》 「中央ロンドン人工孵化・条件反射育成所」では、階級ごとに選別された胎児が安定的に大量生産されている。この文明世界においては人々は「共有、均等、安定」のなかにあり、人工孵化は人々を「単なる自然への奴隷的模倣」であった妊娠・出産に伴う家族関係から解放し、彼らはまた病も老いも死をも恐れることなく幸福に暮らしている。 そこへあるとき、不幸とも言える偶然によってこの文明社会に、上流階級の男女を「両親」に持つ青年が現れ――。 《この一文》 “しかし、一たん目的観的解釈を認め出せば――いや、その結果がどうなるか、しれたものでない。それは、上層階級の思想堅固ならざる連中の条件反射訓育をただちに台なしにするおそれのある思想である――彼らをして至高善としての幸福に対する信仰を失わせ、その代りに、目標はどこかはるか彼方に、現

    オルダス・ハックスリイ『すばらしい新世界』 - 半透明記録
  • 海外の長編小説ベスト100 - 新・整腸亭日乗

    『考える人』24号は、特集「海外の長編小説ベスト100」、選者129名によって選出されたもの。 考える人 2008年 05月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/04/04メディア: 雑誌購入: 3人 クリック: 63回この商品を含むブログ (40件) を見る 1.ガルシア=マルケス「百年の孤独」 2.プルースト「失われた時を求めて」 3.ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」 4.セルバンテス「ドン・キホーテ」 5.カフカ「城」 6.ドストエフスキー「罪と罰」 7.メルヴィル「白鯨」 8.トルストイ「アンナ・カレーリナ」 9.カフカ「審判」 10.ドストエフスキー「悪霊」 ドストエフスキーが3作、カフカが2作品。ふたりで、ベスト10の半分を占める。ベスト1が、ガルシア=マルケス「百年の孤独」というのは如何なものか。10点の作品は全て所有しているが「百年の孤独」「失わ

    海外の長編小説ベスト100 - 新・整腸亭日乗