さて、前回はConsole APIの解説とそれを利用してのデバッグについて簡単な解説を行いました。 今回は、Firebugに実装されているもう1つのAPIである、Command Line APIや、各タブの機能を利用してのデバッグ方法について解説をしていきたいと思います。 Command Line API Command Line APIはFirebugのConsoleタブから利用することができます。ただし、グローバルですでに利用されている名前については利用できません。例えばPrototypeやjQueryが利用されているページのConsoleでは$()関数はそれらのライブラリのものが実行されます。 利用できるAPIは以下の通りです。 $(id) IDを渡すと、そのID属性のHTML要素を返します。 $$(selector) CSSセレクタを渡すと、該当するHTMLの要素を配列で返します。
