第3回:「ペンと線」 みなさんこんにちは。第1回目、2回目と続けてきた「文字 なぞ り論」ですが、お楽しみいただけていますでしょうか。ふとこれまでの連載を読み返してみると、「文字なぞり」への思いばかりが加速しすぎて、内容がいささかハイブロウかつハードコア過ぎたように思います。もうちょっと基礎的なところから導入しつつ書いてきくべきだったかも、なんて。よって今回はちょっと趣向を変えて、文字なぞりに使われる「道具」について書いていきたいと思います。 実は先日も文字なぞりに興味あるんです、という人に声をかけられて「どんな道具でなぞっているんですか?」と聞かれました。僕はあんまりなぞってなくてこうして文章書いてるだけなんで、実際の道具については、文字なぞり部のtumblrに掲載されているので、そちらをご覧くださいね、なんて返事をしておいたのですが、その道具をどう使っているのか、ここではその中のペンに
特別講演会 京都精華大学マンガ研究科・国際マンガ研究センター共催シンポジウム 『ピカドン』日本のアニメーションにおける原爆表現 © Renzo Kinoshita/ STUDIO LOTUS 短編アニメーション映画『ピカドン』が木下連三(1936-1997)と木下小夜子に制作されてから35年。国際的に名声の高い作品ではあるが、アニメーション研究の視点からの分析が十分行われていない。なおかつ、今日の日本で原子力問題や平和問題が新たなアクチュアリティ[時事性]を獲得しつつあることを念頭に、『ピカドン』を出発点とした日本のアニメーションやアニメにおける原爆表現を再検討する必要があるだろう。アニメーション作家兼広島国際アニメーションフェスティバルのディレクターの木下小夜子との徹底的討論を中心に、当時の制作やその後の作品、特にアニメーション映画『はだしのゲン』との比較、さらに現状下でのアニメーション
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