2日午前9時半ごろ、山形県南陽市鍋田のJR奥羽線高畠-赤湯間の踏切で、米沢発山形行き普通列車(4両編成)とバキュームカーが衝突した。南陽署によると、バキュームカーは大破、運転手が車外に放り出され重傷を負った。電車の乗客約80人のうち、2人が打撲などで軽いけが。 踏切近くに住む女性は「洗濯物を干していて電車の警笛が鳴ったと思ったら、すごい音がした。現場に行くとにおいがして、汚物が田んぼに流れていた」と話した。 JR東日本などによると踏切は遮断機、警報機付き。影響で山形新幹線のつばさ上下4本が、福島-山形間で区間運休するなどした。