流れるそうめんを軽トラックで追いかけ、身を乗り出して証拠映像を撮影した=鳥取市河原町谷一木 記録が伸びて、そうめんも伸びた――。流しそうめんの距離世界一に挑む催しが19日、鳥取市河原町谷一木で開かれた。そうめんは2631メートルのコースを約1時間かけて完走し、世界記録を更新した。住民らで作る実行委員会は近くギネスブックに申請する。 地域のPRと町おこしのため、実行委が8月から準備を進めていた。伐採した竹をガードレールにくくり付け、高低差113メートルの林道の傾斜を利用した全長2631メートルのコースを設けた。700本以上の竹をつなぎ合わせた。 これまでの世界記録は今年6月に岐阜県御嵩町で打ち立てられた2500メートル。今回は一気に100メートル以上記録を更新することを狙った。 正午、コースの最上流に一つかみのそうめんが投じられた。一度流したら手を触れるのは反則。住民らが水流を駆け下