〈草津よいとこ一度はおいで♪〉と謡われる日本屈指の温泉地・群馬県草津町。コロナ禍で観光客の足が遠のく中、より深刻なイメージダウンをもたらしているのが「町長レイプ騒動」だ。女性団体からも目の敵にされ町の評価は下がるばかりだが、犯人扱いされた側も黙ってはいない。町議会では被害を訴える元女性町議にかかわる衝撃の「枕営業メモ」が提出されたのだ。 【写真2枚】性的暴行の犯人として告発された黒岩町長 *** 一昨年、草津町の黒岩信忠町長(74)に性的暴行を受けたと告発、注目を浴びたのが新井祥子・元町議(52)だ。名指しされた町長は“全くの嘘”だと全否定。彼女を名誉毀損で刑事告発し、民事訴訟にも打って出た。 互いの言い分が対立する中、昨年には彼女がリコールを受けて町議の職を失う。折しも世界的な「#MeToo」運動と相俟って、欧米メディアが日本の呆れた実態だと報じ、女性の権利尊重を訴える団体などが新井・元