会津乗合自動車(会津バス、会津若松市)は25日、尾瀬国立公園に福島県側から入る際のルートで運行する電気バスのデザインを発表した。運行期間は登山シーズンの5月中旬~10月下旬で、それ以外の期間は同市内で運行する。 発表されたデザインは、車両の左側面に燧ケ岳や尾瀬沼、右側面には至仏山や尾瀬ケ原を背景としたかわいらしい動植物をあしらった。さらに、会員制交流サイト(SNS)を通じた情報発信につなげようとバス上部には「#尾瀬バス」の文字が入っている。ミズバショウと電球をモチーフにしたロゴマークもデザインした。 電気バス導入で、走行中の二酸化炭素(CO2)や排出ガスを大幅に削減し、国立公園の環境保護を目指す。電気バスは駐車場がある尾瀬御池と登山口の尾瀬沼山峠を結ぶ予定。尾瀬での運行に先立ち、来年1月12日午前10時からJR会津若松駅前で出発式を行う。