満身創痍のアルゼンチンにとって、頼みの綱はメッシしかいない。決勝戦ではさすがに走るのか、それとも「走らずに決める」スタイルを貫くのかも見所だ。 準決勝で対照的な戦いぶりを見せた2チームによる決勝戦となった。24年ぶり4度目の戴冠にリーチをかけたドイツと、28年ぶり3度目の頂点へひた走るアルゼンチンとの対戦は、7月13日午後4時(日本時間14日午前4時)、聖地マラカナンでキックオフとなる。 両国が決勝で対戦するのは'86年メキシコ大会、'90年イタリア大会以来24年ぶり3度目となり、決勝での過去の対戦成績は1勝1敗。欧州勢が南米開催のW杯で優勝すれば初、また、南米勢のW杯優勝となれば'02年日韓大会でブラジルが優勝して以来12年ぶりだ。 ドイツは「死の組」であるグループGを、ポルトガルに4-0、ガーナに2-2、米国に1-0と、通算2勝1分で突破。決勝トーナメント1回戦ではアルジェリアとの延長
