「JP2006情報・印刷産業展」が5月18日から20日にかけて、インテックス大阪で開催された。主催者によれば"今年は総合機材展が、JP2006だけ"ということもあって、インテックス大阪の会場は賑わいをみせた。同イベントは、印刷所や製本会社をユーザーとした大規模な機器の展示も多いが、今回は、この展示会からフォントメーカーの動向を追ってみたい。 筑紫明朝が浸透しつつあるフォントワークスの「LETS」 フォントのライセンス制度が普及しつつある。ライセンス制度の先鞭を付けたのはフォントワークスジャパンの「LETS」。2002年5月から開始しているので、今年で約4年になる。3年契約は、PC1台あたり年間25,200円の基本料金で利用できる。OCF、CID、OpenTypeのATMフォントを合わせて435書体(2006年5月現在)を、自由に利用することが可能だ。 フォントワークスジャパンのブース 同社