HATENALABOの「Tamatamago(タマタマゴ)」は、卵形の意思決定ツールだ。石膏で作られた卵の上部にある穴に、小さなボールを入れると、下部の3つの穴のどれかからボールが出てくる。その3つの穴を、例えば「やる」「やらない」「保留」と決めて、あとはボールがどこに出てくるかに任せる、といった使い方が想定されている。 この3つのどの穴から出てくるかの確率が、ほぼ3分の1になっているというのが、この製品のポイント。要するに、何かを決める時に、サイコロや鉛筆を転がしてその出た目に任せるアレを、卵形のブラックボックスで行うようなものなのだ。 ただそれだけのものなのだけど、これが、実際にモノに触れて、ボールを自分で入れてみると、不思議と楽しいのだ。それこそ、単に1から3の数字をランダムに表示させるというだけなら、PCを使えば簡単に実現できる。 試しに、Capliotに「クリックすると1~3の数
米新興企業Friend.comは7月30日(現地時間)、ペンダント型のAI端末「Friend」を発表した。価格は99ドルで、北米で予約受付を開始した。 開発したのは、2020年に17歳で新型コロナ追跡Webサイトを構築し、ウェビー賞を獲得したアヴィ・シフマン氏。LinkedInの投稿で、Friendを「あなたの話を聞き、必要なときには思いやり深くユーモアのあるメッセージで応える」友達だと説明する。 WebサイトのFAQによると、Friendを使うのにサブスクリプションの必要はなく、iPhone(Androidにも対応予定)とBluetoothで接続するだけだ。これで端末は常に周囲の音を聞いて「自分の考えを形成し、いつあなたに話しかけるかを自由意志で決める」という。 話しかけるというのは、接続したiPhone上にテキストでメッセージを表示することだ。 音声データはE2EEで暗号化され、Fri
ドン・キホーテが開発した耳かき「スマホ連動イヤークリーナー」(3278円)が売れている。2023年12月発売で、当初の予定では年間6000個販売する計画だった。しかし、反響が想定外に大きく、4万2000個売れる大ヒット商品に。追加で3万個生産することになったが、品切れ状態の店舗もあるという(2024年6月中旬時点)。
できることは、生クリームを泡立てること。これに特化した調理家電が現在、話題になっている。その調理家電は、貝印の自動生クリームホイッパー「生クリッチ」(8800円)。生クリームを自動で作り完成したら自動的に運転を終えるものだ。 冷えた生クリーム100ミリリットルをカップに注いだら本体上部のボタンを長押しして電源を入れ、自動モードを選択したら運転を開始。泡立ちが7~8分立て(泡立てたときにちょっとした角が立ち、その角が立ったと思ったらすぐ倒れる状態)になったら、運転が自動的に止まる。 2023年12月に応援購入サービスの「Makuake」に出店したところ、2カ月で1100万円を売り上げた。2024年3月に一般販売を始めると、初回生産分はほぼ完売し、現在入荷待ちの状態になっている(6月11日現在)。
関連記事 これ変身ベルトだろ 腰に巻く扇風機「腰ベルトファン360」発売 8480円 サンコーがベルト型ウェアラブル扇風機「腰ベルトファン360」を発売した。「変身ベルトのように腰に巻いて、5カ所の扇風機から風を全身に浴びられる」(同社)という。価格は8480円。 風がシャツを突き抜ける! “腰に着ける扇風機”サンコーが発売 シャツの中に風を送るウェアラブル扇風機がサンコーから。腰に装着すると、2つのファンが衣類の内側に風を送る。 リュック用“背中クーラー”登場 手持ちのリュックに組み合わせてヒンヤリ 夏場にリュックを背負うと、蒸れて背中が汗だくに――そんな悩みを解決する“リュック用クーラー”を、サンコーが発売した。 電動格納庫付き「俺の冷風扇」、サンコーが発売 扇風機にミストをプラス サンコーが卓上冷風扇「電動格納庫付き 俺の冷風扇」を発売した。 ペルチェ素子付きハンディ扇風機、サンコー
生活関連用品の企画、開発、販売を行うドウシシャ(大阪市)は、11月中に「猫舌専科ボトル」を発売する。熱い飲み物が苦手な“猫舌”の人に向けた商品で、2020年発売の「猫舌専科タンブラー」、21年発売の「猫舌専科マグカップ」に続く第3弾。 持ち運びしやすく、デスクなどでも安心して使用できる完全止水タイプの商品として訴求する。希望小売価格はオープン。全国の量販店や同社の通販サイトなどで販売する。 同社はこれまで、飲み物の温度をキープできるステンレス製真空2重構造タンブラーを販売してきた。しかし、飲み物の温度がすぐには下がらないため、猫舌の人から「熱すぎて飲めない」といった声が寄せられていたという。 そこで猫舌の人向けに開発したのが、猫舌専科タンブラーや猫舌専科マグカップ。真空2重構造の内側に吸熱剤を入れたステンレス3層構造を採用することで、飲みやすい温度をキープできるようにした。
現在のラインアップには「アナログカメラ」のみならず、プリント機能とデジタルデータの保存を兼ね備える「ハイブリッドカメラ」に、スマートフォンで撮影した写真をフレーム付きでプリントできる「スマートフォンプリンター」もある。 10月5日には、新製品の「INSTAX Pal(インスタックス パル)」(公式オンラインショップで1万4300円、ジェムブラックのみ1万7600円)を発売。シリーズで初めて撮影に特化したカメラで、本体に印刷機能を持たないことから手のひらサイズを実現した。 現在、100カ国以上で販売されているチェキは、若年層を中心にグローバルで支持を得ている。売り上げ比率は約9割が海外で、残りの約1割が国内だ。カメラ付き携帯電話やデジカメの普及により一時は売り上げが低迷するも、12年にブームが再来、22年には過去最高の売上高を記録した。 チェキは、どんな戦略で人気を獲得してきたのか。撮影に特
手軽に外でも使える「ハンディファン」(携帯型扇風機)は気温35℃以上になると逆効果になる──PC周辺機器メーカーのエレコムは7月31日、X(旧Twitter)上で注意喚起した。「明らかに気持ち悪い熱風になったら使用を控えてください」としている。 理由について同社は、米国環境保護庁(EPA)が作成した猛暑対策ガイド「Excessive Heat Events Guidebook」の記述を挙げる。これは「熱指数温度(heat index)が華氏99°f(日本の基準に換算すると気温が35℃、湿度40%以上)を超えるときに携帯用扇風機だけを使用すると、皮膚表面に理想的な体温よりも暖かい空気を吹き付けることによって、身体が反応しなければならない熱ストレスが実際に増加する」という内容。ひいては熱中症の危険も増すという。 ではどうすれば良いのか。EPAはミストとの併用を、エレコムは濡らしたタオルやハンカ
建材卸や木製什器などの製造を手がける広葉樹合板(北海道旭川市)は8月1日、イトーキの特許を用いた、立ったまま寝る仮眠ボックス「giraffenap(ジラフナップ)」を発表した。仕事場に設置すれば、疲労や眠気を感じた時に20分ほどでリフレッシュできるという。 公衆電話ボックス程度の大きさの箱の中に、頭と腕をのせるテーブル、お尻とすね、足の裏を支えるパッドを設けた。4カ所で体を支え、どんなに脱力しても立った状態を維持できるという。 各パッドは電動で上下の位置調整が可能。表面は衛生面を考慮して撥水、撥油加工を施した。内部には調光対応の照明器具やUSBポートがあり、スマートフォンの充電も行える。 同社によると仮眠に最適な時間は15~20分で、それよりも長いと熟睡してしまうという。しかし北海道大学と台湾・国立成功大学の共同検証により、giraffenapの立った状態の仮眠であれば「ノンレム睡眠のうち
デジタルカメラやスマートフォンのカメラが全盛の現在でも、フィルムカメラに対する人気は根強い。今思えば、撮影できる枚数が限られていたし、撮ったその場で写真を確認することなどできず、現像してプリントするのに時間とお金がかかった。友達に写真をあげるには、わざわざ焼き増しする必要もある。 しかし、そうした制約や面倒があったからか、1枚1枚を大切にしたし、思い出に残ったのかもしれない。 そんなフィルムカメラの面倒さを再現したデジタルカメラ「Flashback ONE35」が登場した。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。 Flashback ONE35は、撮影した画像を24時間たたないと確認できないデジカメ。撮影するには、まず連携させたスマートフォンのアプリで仮想的に「フィルム」をセットしなければならない。撮れる枚数は、「フィルム1本分」の27枚だけ。撮影し終えた
「RhythmBot」は「メトロノームの進化形」という小型のロボット。カスタネットやシンバル、鈴といった楽器を持った4種類があり、ユーザーの演奏に合わせてアコースティックなリズムを刻む。リアルタイムで合いの手を入れることもできる。 ヤマハはIT技術の進化により様々な音楽体験がスマホアプリの形で提供されるようになった一方、物理的なリアリティを失った音楽体験への憧れは残っていると指摘。「音楽がどのように流れ始めると心地良いか」を考察しプロトタイプを制作したという。今後は試作機を使って実際の使用感を検証する。 関連記事 ProphetとMIDIを生んだシンセサイザー開発者、デイブ・スミス氏が死去 ローランド創業者の梯郁太郎氏とともにMIDIの生みの親と言われているデイブ・スミス氏が亡くなった。 深夜ラジオ「オールナイトニッポン」の過去放送をサブスクで 2000年代以降の30番組でスタート ニッポ
庫内を-11℃に冷やし、生ゴミなどの匂いを抑えるゴミ箱「CLEAN BOX」の予約受付が、蔦屋家電のオンラインストアなどでスタートした。ゴミを冷却することで雑菌の増殖・腐敗の進行を抑え、匂いを常温保管時の「2万6000分の1」に抑えられるとうたう。価格は4万8180円。発売は7月中旬。 中西金属工業(大阪市)が企画・開発した製品。2019年に台数限定で先行販売した商品を改良した。「ゴミが新鮮!食べたあとの生ゴミの鮮度も落ちない」とうたう。 容量は20リットルに増量。電源を入れた直後や熱いものを入れると、コンプレッサーが作動して庫内の温度を一定まで下げ、保冷する。定格消費電力は73W。1日当たりの電気代は約9.2円に抑えられるとしている。 外装はステンレス調。サイズは690(高さ)×230(幅)×443(奥行き)mmで、「テーブルやキッチンの下などインテリアの規格に収まる置き場所を考慮した」
タカラトミーは3月16日、赤ちゃんの寝かしつけを「心拍リズム」でサポートするというぬいぐるみ「ハグしてトントンねんねスイッチ」を発表した。「スヌーピー」と「くまのプーさん」を26日に発売する。各8580円(税込)。 ぬいぐるみに心拍センサーを内蔵。赤ちゃんの腕や手のひらに密着させて約10秒間測定すると、リラックス効果があるとされる「1/f ゆらぎ」を加えた心拍リズムで振動や音(メロディ)を出す。 振動やメロディはゆらぎながら徐々にゆっくりとしたペースになり「赤ちゃんは落ち着き、リラックスしやすくなる」としている。電源は約30分でオフになる。 タカラトミーは実験結果などを公表していないが、発表資料には東京大学名誉教授で日本保育学会の会長を務めていた汐見稔幸さんがコメントを寄せている。「赤ちゃんの呼吸のリズムに合わせてトントンすると、眠りやすい環境を作るといわれている。心拍を測定してだんだんゆ
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