幼少の時分、僕は熱心な昆虫少年だった。図鑑や飼育・観察の指南本など、昆虫に関する書籍もやたらたくさん持っていたものだ。そういう本の中で、ずいぶん眉唾な虫の捕まえ方が紹介されていた。「砂糖水を木に塗っておくと、翌朝カブトムシやクワガタが集まっています」と。絶対ウソだろう。
米カリフォルニア工科大学で昆虫の飛行生態について20年間にわたり研究しているマイケル・ディキンソン教授は、ある記者から受けた質問が強く印象に残っていた。その質問とは、「ハエたたきはなぜあんなに難しいのか?」というものだった。 ディキンソン教授はようやくその答えをみつけたという。同大学がこのほど明らかにした。 この問題を解くために同教授が用意したのは、直径14センチの黒い円板が、静止したミバエ(クダモノバエ)に迫りくるところを高速撮影したデジタル写真。同教授らはこの画像を分析することにより、ハエの回避行動特性をつかんだ。 ハエは、飛び去るずっと前の時点で、迫りくる脅威の位置を判断し、回避するための方法を計算する。そして、逃げるのに最適な場所に脚を置き、脅威とは反対の方向にジャンプして逃げ去る。 これらの行動はハエが脅威を発見してからわずか100ミリ秒の間に起きる。 「ハエの頭脳が、知覚情報を
この画像を大きなサイズで見る キュルンとしたゼリーみたいな、みずみずしく透明なこのイモムシは中南米の熱帯雨林やカリブ海の島々に生息するという「ジュエルキャタピラー(Acraga COA)」。宝石みたいなその輝きからジュエルという名前がついた。 ソース:Damn Mother Nature, U Trippy: See-Thru Jewel Caterpillar | Geekologie nafnafa: Jewel Caterpillar (Acraga coa) レッドマングローブの木を住み家としており、体長は約3センチほど。全身はガラスのように透明な体は実はヌルヌルとしたゼラチン状のもので、このためにナメクジイモムシ(slug caterpillars)とも呼ばれている。 ジュエルキャタピラーはイラガ科の蛾、Dalceridaeの幼虫だそうで、Dalceridaeは84種いるが、どの
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