ロシアによるウクライナ侵攻から1年あまり。南国のリゾート地であるタイ南部プーケット島やインドネシアのバリ島でいま、ロシア人富裕層の長期滞在者が増えている。「移住」の理由は徴兵など長引く戦争に対する不安だ。中には観光客相手のツアーガイドなどとして働く人もいる。現地を歩くと、仕事を奪われた地元の観光業者のぼやきも聞こえてきた。【プーケットで石山絵歩】 タイのビーチにあふれるロシア人 「スパシーバ(ロシア語でありがとうの意)」――。4月末、タイの首都バンコクから飛行機で約1時間半、ロシアの首都モスクワからは約7500キロ離れたプーケット国際空港に降り立った。耳に飛び込んできたのは、空港利用に関するロシア語のアナウンス。トイレなどの標識もタイ語や英語、中国語に加えてロシア語があり、プーケットに到着するロシア人の多さをうかがわせる。 気温が30度を超えるビーチは、ロシア人であふれかえっていた。滞在4
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