昨日(2021年3月15日)、北京では高濃度の黄砂に覆われ、多少奇抜な見出しを付けて各メディアで報道されました。 「過去10年で最悪黄砂 視界300メートル 北京」(時事通信)「まるで火星?北京に「この10年で最悪」の黄砂 視界不良、大気汚染も深刻」(西日本新聞)「「まるで世界の終わり」 黄砂に覆われる北京」(AFP)今回の大規模な黄砂現象の詳細な原因は、今後の研究で明らかになっていくと思います。この記事では、自ら開発したソフトウェアSPRINTARSを使って、PM2.5と黄砂の予測を毎日コンピュータシミュレーションして結果を提供している立場から、今回の現象を速報的に考察してみます。日本への影響も解説します。 原因は中国・モンゴルの砂漠だけではない?私自身のシミュレーション結果では、今回の高濃度の黄砂の原因は、中国やモンゴルの砂漠起源の砂粒だけではないことを示しています。下の図は、地上付近
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