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ブックマーク / www.kyoto-u.ac.jp (6)

  • 漢字の手書きは文章力の発達に独自の貢献をする―読み書き発達の二重経路モデルの提唱―

    大塚貞男 医学研究科特定助教、村井俊哉 同教授の研究グループは、公益財団法人日漢字能力検定協会が実施している日漢字能力検定(漢検)と文章読解・作成能力検定(文章検)の両方を受けた中高生の受検データを解析し、漢字の手書き習得が文章力の発達に独自の貢献をすることを明らかにしました。 研究では、漢字(読字、書字、意味理解)と文章(読解、作成)という2つの水準の読み書き能力の構造的関係性を調べました。その結果、漢字の書字の力が文章作成能力に影響していること、そして、漢字の意味理解の力は文章読解力に影響することで間接的に文章作成に寄与するが、書字の力がもつ直接的な影響力を代替することはできないことが明らかになりました。研究で提唱された読み書き発達の二重経路モデルは、早期のデジタルデバイスの利用が子どもの漢字の手書き習得に抑制的な影響を及ぼした場合、その影響が文章力の発達にまで及ぶ可能性を示す

    漢字の手書きは文章力の発達に独自の貢献をする―読み書き発達の二重経路モデルの提唱―
  • 第29回多文化交流フォーラム「日本語教育と〈ことばの用法の分類〉」

    演題・講演者 「日教育と〈ことばの用法の分類〉」 菊地康人 国学院大学教授/東京大学名誉教授 講演概要 文法研究者も日語教授者も〈ことばの用法の分類〉が好きである。例えば「たら」には(1)if、(2)when/after、(3)「…たら…た」の3用法があるというように。分類は文法に限らず他の領域でも学問の基礎ともいえるものであり教育上も重要である。だが〈ことばの用法の分類〉では「分類しただけでは不十分。分類を超えてそれらを貫くそのことばの《核(コア)》を求めなければ…」ということがしばしばあるし時には分類のデメリットもある。また〈ことばの用法の分類〉にはよく行われる〈ことばの働きの分類〉とは別に〈そのことばが使われる状況の分類〉とでもいうべきものもありこちらは文法研究ではそれほど重視されていないが語学教育ではしばしば重要である。 こんな〈分類談義〉を日教育でのさまざまな具体例を通

    第29回多文化交流フォーラム「日本語教育と〈ことばの用法の分類〉」
    karpa
    karpa 2023/02/04
  • 附属図書館は「菊亭文庫」の寄贈を受けました。(2021年1月21日)

    京都大学は、京都の公家で清華家の一つである菊亭家(今出川家)に伝わる文書・典籍等1,833点の寄贈を受けました。 このうち多くの資料は、大正10(1921)年~11(1922)年に故菊亭公長侯爵から寄託を受け「菊亭文庫」として附属図書館貴重書庫にて保管し、研究や利用に供してきたものです。このたび、現在の所有者のご厚志により、新たな関係資料とともに寄贈され、このほど正式に附属図書館所蔵資料となりました。 今回寄贈されたもののうち、今出川・菊亭家の系譜を今に伝える肖像画掛軸、家系図、特に貴重な歴史記録である「言継卿記」をデジタル公開しました。資料のデジタル化は、「京都大学貴重資料デジタルアーカイブ基金」により実施したもので、附属図書館では、今後も寄贈された資料のデジタル化を進める予定です。 同図書館では、文庫を大切に保管し後世に伝えるとともに、学術研究や文化振興のために活用していきます。

    附属図書館は「菊亭文庫」の寄贈を受けました。(2021年1月21日)
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    karpa 2022/07/21
  • 墨書は「古今和歌集」収録の一首に該当する可能性が高いことが判明 -京都大学医学部附属病院東構内出土の和歌墨書土器について-

    吉井秀夫 文学研究科教授、吉川真司 同教授、金光桂子 同教授、千葉豊 同准教授、笹川尚紀 同助教の研究グループは、文学研究科附属文化遺産学・人文知連携センター京大文化遺産調査活用部門が所蔵する12世紀はじめごろの墨書土器を赤外線機器などを用いて再検討した結果、内面の墨書は、最初の勅撰集である「古今和歌集」に収録されている一首に該当する可能性が高いということを明らかにしました。 墨書土器は、医学部附属病院東構内南東辺(聖護院川原町遺跡)の発掘調査によって出土したものであり、口径約9㎝の土師器小皿で、内外面に墨書が認められます。 今回の発見は、平安時代後期の和歌文化の様相について考えるうえで、重要な素材を提供したといえます。研究グループは、今後、この和歌墨書土器が出土した遺跡の性格や和歌が土師器にしたためられた理由などに関して、国文学・考古学・日史学といった各方面から、多角的に分析を進めて

    墨書は「古今和歌集」収録の一首に該当する可能性が高いことが判明 -京都大学医学部附属病院東構内出土の和歌墨書土器について-
    karpa
    karpa 2022/07/21
  • 京都大学基金に「人文研基金」を設置しました。

    京都大学基金では、学の実践する教育・研究・社会貢献の充実のために、皆さまから広くご支援をお願いしており、大学全体の支援を目的としたものをはじめ、各種プロジェクト支援のための基金も設置しています。 このたび、人文科学研究所の活動支援に充てられる「人文研基金」を新たに設置しました。 現代社会の諸問題に対し、「人文学」の立場から有効な対処法を提示するという役目を果たすべく、研究活動を推進し、成果を広く公開・発信するために役立てられます。 新しく加わった「人文研基金」につきましても、ご支援・ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。 Webサイト 「人文研基金」についてはこちらをご覧ください。 http://www.kikin.kyoto-u.ac.jp/contribution/humanities/ 問い合わせ先 京都大学基金事務局 Tel: 075-753-2210

    京都大学基金に「人文研基金」を設置しました。
    karpa
    karpa 2020/06/24
  • 京都大学次世代研究者育成支援事業「白眉プロジェクト」(平成21年度募集分)京都大学次世代研究者育成センター採用者の内定について (2010年1月27日)

    京都大学では、次世代を担う先見的な研究者を育成するために、次世代研究者育成支援事業「白眉プロジェクト」を年度に立ち上げ公募を行ってきました。これまで次世代研究者育成センター専門委員会による書類選考、伯楽会議による面接等、厳正な審査を行ってきたところですが、今般、次世代研究者育成センター運営委員会において審議した結果、次世代研究者育成センターに採用する者18名を内定いたしました。 内定者一覧 氏名 研究課題名 採用職種 文/理 現所属・職

    京都大学次世代研究者育成支援事業「白眉プロジェクト」(平成21年度募集分)京都大学次世代研究者育成センター採用者の内定について (2010年1月27日)
    karpa
    karpa 2010/01/28
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