2005年の発足以来、様々な場所で展覧会を開催してきたアーティストのグループ「団・DANS」はこの夏、椿山荘とのコラボレーションによる大規模なアートプロジェクトを開催する運びとなりました。 椿山荘はかつての明治の元勲、山縣有朋の屋敷として壮大な庭園を擁する歴史的な場でもあり、現在はホテル、結婚式場として多くの人たちが利用する公共的な場所でもあります。今回の企画はそのような椿山荘の場所性を楽しみながら、「真夏の夢」と題されたテーマからも察せられるように若いアーティストたちがそこに刹那的ではあっても新たな魅力的な場を作り上げ、不況の中にあっても来訪者が展示を楽しみ、元気づけられるような企画を試みます。今回は、全46名の若手アーティストが参加し、椿山荘の二つの宴会場(ペガサスとギャラクシー)を含む一階部分とテラス、そして茶室や三重塔を含む庭園全体を使って作品展示をいたします。「団・DANS」と