この世で正しいのは共産主義だけや! という、青木雄二の叫びがずっと耳にこだましていた。カナザワ映画祭で幸福の科学の啓蒙映画「ノストラダムス 戦慄の啓示」を見ていたときに。「こんな映画見るよりドストエフスキー読まんかい! 唯物論や!」という感じ。いやまあそんぐらいぐだぐだで差別的で空疎な説教が続くつらい時間であった。 ちなみにカナザワ映画祭は毎年、エクストリーム&ハードコアな映画を上映することで知られている。 http://www.eiganokai.com/event/filmfes2009/intro.html(カナザワ映画祭2009 新世界秩序サバイバルガイド|かなざわ映画の会) 「ノストラダムス 戦慄の啓示」の前にやっていたのが、これとはまったく正反対に「宗教から目ざめよ」とアジる「ツァイトガイスト」という啓蒙映画なのだが、テンポよくリズミカルに9・11陰謀論を(ツインタワーは政府に