――新型コロナウイルスの感染拡大はリーマン・ショックなど過去の経済危機と全く異なります。「どんなに経済が落ち込んでもリーマンの際は『会社のために働こう』と言い続けた。だが今回は自分と家族を守り、それから会社だと。従業員は12万人以上いる。人命についてこれほど真剣に考えたことはない」――新型コロナの猛威に多くの企業は立ちすくんでいます。「今は見えない敵と戦う第3次世界大戦だ。当社は40カ国以

Facebookにオンライン授業を開始した旨を投稿したら反響が大きかったので開始までの流れを記しておきたいと思います。 1.目的を決める-つながり or 教育の質 or その他 (ここがぶれると教員の一体感が生まれないので注意) 2.方針を決める(運用ルール、ツールの選定)2.1.運用ルール - オンラインで行うこと(朝礼のみ、朝礼+授業 など) - オフラインで共有すること(プリント教材、授業動画 など) - (外部リソースを利用する場合)利用する範囲 授業動画など - (上記を踏まえての)時間割作成など教務的な動き 2.2.ツールの選定、環境調査 - オンラインの調査(Zoom、Meet、Team、Webexなど)をして選択 - オフラインの調査(Google Classroom、Classiなど)をして選択 (先行事例など調査し最適な組み合わせを選択 (今回はZoom+Google
Leica M7, 1.4/50 Summilux, RDPIII, Somewhere in AZ, USA 「開疎化」という言葉を世に出してから二週間たった。3/11のWeeklyOchiaiで落合陽一氏と話した「Withコロナ」からはもう一ヶ月以上だ。 Withコロナというのは解決策が必ずしもない新型コロナ(SARS-CoV-2)や様々な病原体とともに生きなければいけない状況、環境のことを言う。世の中の期待と異なり、状況の収束にはSARS-CoV-2対応に絞ったとしても、現実的な楽観シナリオでも1-2年はかかる、更に様々な病原体がこれから現れる可能性は相当に高く、これが終わりなわけではない、その視点で課題と未来に向けた方向性を整理する必要がある、というのが前回の議論『そろそろ全体を見た話が聞きたい2』だった。 kaz-ataka.hatenablog.com 開疎化と言っているのは、
Leica M7, 1.4/50 Summilux, RDPIII @Lake District, UK 2017年の秋、とある知人の誘いで鎌倉にある建長寺 *1に合宿討議に行った。コクリ!プロジェクトという集まりだ。コクリと言っても子供の頃やったコックリさんとかとは全く関係がない。Co-creationの略で、「100年後に語られる一歩を創ろう」と様々な社会変革を働きかける人たちが集まり、その働きかけそのものについて語り合うのではなく、心の底に降りていって、そして自分の中にあるものを見つめ合う、そんな集まりだった。 誘ってくれたのは、そのコクリの運動論のfounderである三田愛さんと、中心的にこの運動論をサポートされ、もはや中心人物の一人である太田直樹さんだった。なおコクリでは各自をファーストネームをベースにしたハンドルネームで呼びあうことになっており、以下お二人をあいちゃん、なおきさ
イギリスNESTA(科学技術芸術国家基金)より。日本にも当てはまる。 パンデミックは世界を永久に、そして根本から変えるだろう。例えば、各国が今後数か月でCOVID-19の蔓延を抑制できたとしても、政治的、経済的、社会的、技術的、法的、環境的な影響が何十年も続くことになるだろう。 この記事では、世界がどのように変化するかについて、様々な見方(しばしば反対の見方)を要約し、総合的にまとめている。明らかに、これらは空論である。未来がどのようなものになるか誰にも分からない。しかし、危機は必ず深く予期しない変化を促し、パンデミック前の正常な状態に戻ることを期待している人々は、以前のシステム、構造、規範、仕事の多くが消滅しており、戻る事はないと知って愕然とするかも知れない。 そのため、適応能力とイノベーションはこれまで以上に重要になってくる。数か月でビジネスが通常どおり再開することを期待する経営陣にと
東浩紀(あずま・ひろき)/1971年、東京都生まれ。批評家・作家。株式会社ゲンロン代表。東京大学大学院博士課程修了。専門は現代思想、表象文化論、情報社会論。93年に批評家としてデビュー、東京工業大学特任教授、早稲田大学教授など歴任のうえ現職。著書に『動物化するポストモダン』『一般意志2・0』『観光客の哲学』など多数この記事の写真をすべて見る ※写真はイメージ(gettyimages) 批評家の東浩紀さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、批評的視点からアプローチします。 * * * 生権力(せいけんりょく)という言葉がある。フランスの哲学者フーコーの概念で、人間を家畜のように捉える権力を意味する。たとえば税制を変えれば出生率も変わるが、そのようにして集団を「管理」するのが生権力である。 生権力の働きは、非人称で政治的に中立なふりをしてくるので抵抗が難しい。
日本の新型コロナへの対応の危うさは、しばらく気にはなっていましたが、自分は医者ではないし公衆衛生の専門家でもないので余計な発現は控えてきました。昨年1月に投稿し始めた論文の最終(と思いたい)リバイスの締め切りが、先週木曜日だった上に、英国もあっという間にロックダウンになってしまって色々大変だったというのもあ...
コロナ禍によって窮地に立たされた安倍政権だが、「働き方改革だけは達成された」との声がある。要は、テレワークの普及が一気に加速したというワケだ。経団連に加盟する大企業の7割がすでにテレワークを実施。とはいえ、コロナ後に待ち構えているのは容赦なき“雇用破壊”だという。 *** たとえば、JT(日本たばこ産業)は全従業員を原則在宅勤務にすると発表。日立やソニーといった大手メーカーも社を挙げてテレワークに舵を切った。 経済部記者は、 「コロナの感染拡大を受けてテレワークを導入した企業に取材すると、“思いのほか、うまくやれている”という意見が多いですね。一斉休校のせいで幼い子どもの面倒をみなければならない社員も、自宅で仕事ができれば問題ありません。ムダな会議やミーティングが減って作業効率が上がったとも言われる。コロナ騒動が収束してもテレワーク化の流れは止まらないと思います」 一方で、問題点も指摘され
昨年くらいから注目されてきたリモートワーク(テレワーク)ですが、ここにきてウィルス拡大防止のためにリモートワークを急遽導入することになった企業が多く出てきたようです。 noteでも #リモートオフィス というタグで多くのリモートワークの知見が書かれています。きっかけはともかく、働き方の多様化のためにリモートワークを試していく機運が高まるのは良いですね。 私も本家ブログで多数の記事を書いているので参考にしてください。 https://kuranuki.sonicgarden.jp/tag/remote-team現地で働くことで価値のある仕事もたくさんあるので、あらゆる企業がすべてリモートワークすべきだとは思っていません。しかし、働く人にとって選択肢が増えることは良いことかな、と思います。 *** ソニックガーデンでは、約10年前からリモートワークを実施してきました。2016年には本社オフィス
JINSEI STORIES 滞仏日記「哲学者が語った、コロナとの驚くべき向き合い方」 Posted on 2020/04/11 辻 仁成 作家 パリ 某月某日、どこの町にも仙人みたいな浮世離れした人がいる。我が町にも、いつも葉巻をくわえ、よれよれの革ジャンを着て、プロレスラーみたいな体躯、ギャングみたいな風貌、スキンヘッドで、不敵な笑いを浮かべ、近寄りがたい男がいた。ある日、たまたまカフェで隣同士になり、よく通りですれ違う顔見知りだったので、話しかけたら、南アの大学の先生だった。しかも哲学の博士である。人は見かけによらないというけれど、確かに、その典型的なパターンかもしれない。 夕ご飯を済ませ、仕事場の窓際から月を見上げていたら、よー、エクリヴァン(作家)、と声がしたので下を見下ろすと、アドリアンだった。きっと、外出証明書など持たずにうろうろしているのに違いない。葉巻をふかし、いつもの不
Lockdown was supposed to be an introvert’s paradise. It’s not. 会議から飲み会まで、 長引く自宅隔離で広がる 「バーチャル疲れ」 新型コロナウイルス感染症の蔓延で自宅隔離を強いられている中、ビデオ会議アプリをあらゆる場面に持ち込んで人付き合いを再現しようとしている人たちがいる。しかし、自宅隔離が長引くにつれて、こうしたバーチャルな人付き合いに疲弊してしまう人も出始めた。 by Abby Ohlheiser2020.04.15 410 119 9 3 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によって自宅隔離を余儀なくされることは、内向的な人たちにとっては歓迎すべきことのはずだった。自宅で1人の時間を大切にする人たちは、すでに自主的な自己隔離の専門家だ。かつてはバーのハッピーアワーに足を運ばず本を読むような人は付き合いが悪いと言
「SYNCROOM」サービスイメージ ヤマハ株式会社は、2020年6月頃に、オンライン遠隔合奏サービス「SYNCROOM」を正式公開する予定であることを発表した。「SYNCROOM」は、インターネット回線を介し、離れていても自宅などから複数人で音楽の合奏を実現できるサービス。インターネット回線につながったパソコンにアプリケーションをインストールし、ユーザー登録を行うことで、無料でのオンラインセッションを楽しめる。 新型コロナウイルスの感染拡大により、多くの活動が制限される中で、ヤマハ株式会社では安心して合奏を楽しめるきっかけとして「SYNCROOM」を発表した。詳細や具体的な公開日については、同社の公式Webサイトやニュースリリースを通じて適宜にアナウンスされる予定。なお、現在は「SYNCROOM」に先行して、ほぼ同等の機能を持つβ版サービスの「NETDUETTO β2」が公開されており、
コロナウィルスによって、誰もがリモートワークを実施する必要があるようになりました。昔はインターナショナルチームのメンバーとして日本に住んでいましたが、今は同じチームのいるシアトルに移住してアメリカでエンジニアをやっています。正直なところ私はリモートワークより対面でコミュニケーションをとるほうが好みななのです。しかし、アメリカのマイクロソフトにいると、コロナが始まる前からそもそも通勤できる距離にないメンバーが居たり、同じチームのメンバーが別の国に住んでいたり、お客さんが別の国だったりということもしょっちゅう起こります。そんな環境のなかで、リモートワークが得意な人が共通して持っている、たった一つのポイントをご紹介したいと思いブログを書きました。 リモートワークのつらさ リモートワーク好きな人もいますが、私はできれば同じ場所で作業したいと思います。リモートワークをすると、視野が画面に限定されます
ホログラムで市民と対話!? 全世界が注目する台湾の"デジタル大臣"オードリー・タンが語るCOVID-19対策と新しいデモクラシーのかたち 「マスク」の行方をめぐって世界が大揺れに揺れるなか、全国の在庫状況をオンラインで可視化することでフェアな分配を実現する鮮やかな施策で世界を驚かせた台湾政府。同時に、そのプロジェクトを主導した"デジタル大臣"(正確には「デジタル担当政務委員〈閣僚級〉」)のオードリー・タン(唐鳳)の名も飛躍的に高まった。そしてその名前は、東京都が作成する「新型コロナウイルス感染症対策サイト」のGitHubに参加したことで日本でも広く知られることとなった。コロナ対策がマンパワーの容量を越えはじめ、デジタルソリューションによるアシストへの期待が高まるいまこそ、彼女のことばにいま一度耳を傾ける必要がある。台湾のデジタルイノベーションを後押しする歴史的・文化的背景なども含め、黒鳥社
バブル時代、女性の服でいちばん売れるカテゴリーは「デート服」だった。バブルがはじけたあと、そのカテゴリー自体が存在しなくなった。 それが、 コロナをきっかけに「通勤服」というカテゴリーさえ消えようとしてる。 アパレル産業はマジ大変。 — ちきりん (@InsideCHIKIRIN) April 4, 2020 僕も連日同じようなことを考えています。日本より一足先に外出禁止生活に突入したアメリカでは、通勤服どころか外出着そのものさえ消えそうな勢いです。 こんな生活が何ヶ月も続いたら、ビジネスの動向に間違いなく大きな変化が出てくると思うのですね。そんなわけで今日は、コロナ後の世界では何が売れ、何が売れなくなりそうか考えてみることにしました。なお、これはすべて僕の思いつきに過ぎませんので、大した根拠はありません。みなさんもどんなビジネスが流行りそうか、あるいは廃りそうか、是非考えてみてください。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く