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chikirinの検索結果1 - 40 件 / 79件

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chikirinに関するエントリは79件あります。 社会日本生活 などが関連タグです。 人気エントリには 『Go to キャンペーン大混乱について - Chikirinの日記』などがあります。
  • Go to キャンペーン大混乱について - Chikirinの日記

    新型コロナで大打撃を受けている観光業界を支援するため政府が計画した「Go to キャンペーン」 今月22日からの旅行の宿泊費に関して、最大35%を支援すると発表したのが、たかだか一週間前。 なのに突然「東京在住者には不適用」「東京発着の旅行も不適用」、かつ「高齢者や若者の団体旅行、大人数の宴会は避けるように」とか言い出して、旅行会社は大混乱。 関東圏の観光地の旅館では「昨日と今日で200件の予約キャンセルが発生。その半分近くが今月の予約(なので、今から埋めるのはもはや不可能)」という状態らしく、「これって何を目的としたイジメ?」って感じです。 私はこのブログを「12歳のときの自分に、リアルな社会の仕組みを教えるため」に書いているのですが、今回の Go to キャンペーンを巡る混乱については「12歳だと理解できないかな?」と思えることも多いので、いくつか説明しておきたいと思います。 1.なぜ

      Go to キャンペーン大混乱について - Chikirinの日記
    • 時代の大きな変わり目が来てます - Chikirinの日記

      ここのところ、大企業の中高年リストラが相次いでて、ネットでもリアルでも話題になってます。 朝日新聞も退職金 6000万円で 45才以上の大量リストラを発表してましたが、存在自体が危ぶまれてる新聞社はともかく、 朝日新聞、45歳以上の大量リストラを発表、退職金は上限6000万円https://t.co/Vk3t2Ickan https://t.co/Vk3t2Ickan— Share News Japan (@sharenewsjapan1) December 4, 2019 最近あいついでリストラを発表しているのは、必ずしも業績が低迷している企業ではありません。日経の記事によると、 19年1~11月に希望や早期退職を実施し、募集や応募の人数を公開したのは、上場企業(子会社含む)36社で計1万1351人だった。(中略) さらに20年以降も、味の素(100人程度)やファミリーマート(800人程

        時代の大きな変わり目が来てます - Chikirinの日記
      • 壊滅度別の業界リスト(新型コロナ編) - Chikirinの日記

        COVID-19, 新型コロナの感染拡大による実体経済への影響について、様々な業界の“壊滅度度合い”を独断と偏見でレベル分けしてみました。 <壊滅度5> 企業の存続が不可能になりかねないほどの壊滅度 旅行業界 旅行会社、クルーズ船会社、観光バス会社の他、個人ガイドさん、旅行グッズのレンタルショップ、免税店、土産物ショップなども ホテル、旅館 借金して不動産を購入し、民泊やってる人も大変そう 観光施設、レジャーランド 百貨店 旅客運輸産業 航空会社、空港、新幹線など。ただしこれらの企業は倒産ではなく、ほんとに成り立たなくなれば国営化なんだろうと思います。 日本語学校、留学支援エージェント 海外からの労働者斡旋会社かな 飲食店、バー、クラブ 銀座の花屋や美容院など、飲食接待業に携わる人が使っていたサービスも含む 風俗業界 エンターテイメント産業 スポーツ業界、音楽業界(コンサート関連)、ライブ

          壊滅度別の業界リスト(新型コロナ編) - Chikirinの日記
        • 無理して大学進学しても報われないわけ - Chikirinの日記

          この前ある本を読んで、 「なんで最近は、大学を卒業しても正社員になれないんだろう?」 「今でも多くの人が『教育投資は報われる!』と信じているけど、だったら奨学金の返済に苦労する人がなんでこんな多いの?」 ってことの理由がようやく理解できました。 下記の表は、日本の近代化が始まった明治維新から戦後までの「仕事の割合」と「学歴の割合」を対比したイメージ図で、 左側の三角形が仕事の割合、右側の三角形が学歴の割合を表しています。 図1:明治維新から戦後まで 左側、一番上の水色のところは、社会の司令塔として働いている人たち。 明治維新直後でいえば、官吏(高級官僚)であったり、新日鉄などの官営企業、もしくは三井、三菱、住友など、財閥系を中心とした大企業の基幹職として働く人が、水色部分にあたります。 彼らは帝国大学(旧帝大)や早稲田や慶応など、数少ない一流大学を卒業しており、超のつくエリート。 人数も極

            無理して大学進学しても報われないわけ - Chikirinの日記
          • ハワイの物価 in 2024 - Chikirinの日記

            ものすごい円安が進んでいるのでハワイの物価をチェックしてきました。 私が行ったのは今年の 3月末から4月始めの 1週間。 その頃も「30年ぶりの円安!」と騒がれていましたが、それでも報道レートは 154円ほど。いまよりはマシなレートでした。 ではまず食べ物の値段から。 ビーチバーのカクテル。Tip不要のテイクアウト店で 2人分 3412円、ってことは 1杯 1700円以上! ちゃっちい使い捨てコップに入ってこの値段。なにげに高いですよね。 ランチに食べたマグロとアボガドのポキ丼。2人分なのでこれをふたつ頼んで 9267円、Tip込み。 しかもたいしておいしくない。初日のランチだったので「えっ、これが 1万円?」と、かなりビビった。 この食事のあと、友人とは「いちいち円換算するのはやめよう!」「アメリカドルで考えよう!」と申し合わせました。 翌朝の朝食。パンケーキとエッグベネディクト+飲み物

              ハワイの物価 in 2024 - Chikirinの日記
            • 二重窓(内窓の追加)の効果について - Chikirinの日記

              最新更新年月:2021年2月 築 20年のマンションをフルリノベしてから(あっという間に!)3年が立ちました。 ちきりん家のリノベのすべてがこの本に! ↓ 徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のことposted with amazlet at 19.04.04ちきりん ダイヤモンド社 売り上げランキング: 86 Amazon.co.jpで詳細を見る → Kindle版 → 楽天ブックス 全体にとても満足できるリノベとなりましたが、特に「お金をかけた価値が大きい」と感じるのは、「二重窓(内窓の追加)」なので、今日はその効果についてまとめておきます。 まず我が家の状況と断熱関連のリノベについて。 1.築 20年の鉄筋鉄骨マンションで、上下左右に家があります。 なので外気に接しているのは、大きな窓のあるベランダ側と、共用通路に面して小さい窓のある玄関側の2面だけです。 2.今

                二重窓(内窓の追加)の効果について - Chikirinの日記
              • 住宅政策に関する議論の予習 - Chikirinの日記

                昨年末から月に一度お届けしている木下斉さんとのワントピック対談。 今月は明日、夜の 20時から「日本の住宅問題」について話をします。 ※動画は既に削除済みです 対談にあたり、木下さんから「事前にこの本を読んでおけばよいですよー」と推薦されたのが下記。 新築がお好きですか?:日本における住宅と政治 (叢書・知を究める) 作者:砂原庸介発売日: 2018/07/20メディア: 単行本→ 楽天ブックスはこちら 読んでみたらものすごく中身の濃い本だったので、明日の対談に備え、内容サマリーを作ってみました。 以下、自分用のメモなので箇条書きです。 明日の対談をお聴きになる際は、下記のサマリーだけでもみておいていただけると理解がラクかもしれません。 1.都心以外では「広くて高品質な賃貸物件」が存在しないため、質の高い住宅に住みたければ「買うしかない」 ・市場が効率的であれば「賃貸か購入か」という経済的

                  住宅政策に関する議論の予習 - Chikirinの日記
                • 新型コロナの感染拡大が止まらない理由 - Chikirinの日記

                  これは記録のための更新型エントリです。 時短営業や営業自粛を要請された飲食店、GoToを停止された観光業、補償も無く自粛させられるイベント業界、そしてそれらに関連するあらゆる業種で、失業、倒産に追い込まれる人が増えています。 保健所や、コロナ患者対応を受け入れている病院の医療関係者も疲弊しきっています。 こういう自覚のない人たちのせいで・・・ ↓ 2021年8月 ※発覚日ベース 日本テレビの人気番組「世界の果てまでイッテQ!」のスタッフが、7月末に都内でバーベキューを開催。多くのスタッフが参加し、少なくとも一名がコロナウイルスに感染。しかし日本テレビでは、このニュースを報道していなかった。 このタイミングで大人数BBQ・・・24時間テレビって、社会に迷惑をかける番組なのね。 国土交通省の九州地方整備局、博多港湾・空港整備事務所で、職員15人が新型コロナウイルスに感染するクラスターが発生した

                    新型コロナの感染拡大が止まらない理由 - Chikirinの日記
                  • 玄関に収納すべきものリスト - Chikirinの日記

                    自宅マンションをリフォームして 3年たちましたが、日々その住みやすさを実感しています。 そこで、リフォームをお考えの方のお役にたてるよう、「やってよかった!」と思える点をあらためてご紹介しておきます。 今回ご紹介するのは、かなり大きく作った玄関ホールと玄関収納。 玄関ホール、一般的には玄関土間と呼ばれるスペースは、収納部を除く床面積で縦 3.5メーター、横 2メーター、面積では 7㎡(4畳弱)と、ちょっとした個室レベルの面積を確保しました。 これに加えてホールの両側には、天井までの壁面収納も設けています。 玄関、オレンジの布がかかっているところがドアで、そこを入って右側、白いレンガ柄の扉の向こうは巾 2m25cmもある収納で 内部には棚とハンガーを掛けるバー 左手のジャングル模様の引き戸奥も収納スペースで、 横巾の合計 2m70cmと、こちらもかなりの容量。 なぜ、玄関ホールにここまで大き

                      玄関に収納すべきものリスト - Chikirinの日記
                    • コロナで可視化した社会のリアル - Chikirinの日記

                      いつもは「年の区切り」なんてあまり意識しないのですが、今年は「2020年に自分が感じたこと」を残しておきたいと思います。 いうまでもなく2020年は、新型コロナの感染拡大により、社会も個々人の生活も、極めて大きな影響を受けた一年だったからです。 1.ギリギリで生活を成り立たせている人がかなり多い アルバイトがひとつなくなったら、数ヶ月で家賃が払えなくなる。そういう状態で生きている人たちがたくさんいると可視化された一年でした。 飲食店に客が入らなくなるだけでアルバイトが減り、大学を中退せざるを得ない大学生 披露宴やホテルの宴会がなくなり、生活が行き詰まった大量の配膳係の人たち シングルマザーや非正規雇用の単身中高年だけじゃなく、 家族を支え、持ち家まで所有していた人たちの中にも、残業がなくなっただけでローンが払えず破綻する人が現れています。 下記は 11年前に書いたブログですが、おそらく今は

                        コロナで可視化した社会のリアル - Chikirinの日記
                      • インバウンド観光業界の苦しさ要因まとめ - Chikirinの日記

                        新型コロナの感染で海外からの観光客がストップして数ヶ月。 昨年 3188万人も来ていた観光客は、2月には半減、4月からは「ほぼゼロ」となっています。 ・訪日外国人動向2020 - 観光統計 - JTB総合研究所 今日はこの「インバウンド観光業」が(通常の観光業に比べても遙かに)大変な状況になっている、その要因について書いてみたいと思います。 1.大きな投資をしたばかりだった インバウンド観光業者の中には、「昨年、大きな投資をしたばかりだった」というところがものすごく多いんです。 なぜなら、インバウンド観光が盛り上がってきたのは、ここ数年のことだから。 海外からの観光客が 1000万人を超えたのは 2013年、2000万人を超えたのが 2016年、3000万人を超えたのは 2018年と、ごく最近です。 「これは行ける!」と確信した企業が大きな投資を決断し、不動産を探し、契約し、人を雇い、具体

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                        • 安倍総理 緊急事態宣言 まとめ - Chikirinの日記

                          本日 19時から行われた安倍首相の会見の要旨をまとめました。 1)医療現場を守るため、あらゆる手を尽くす 医療現場は逼迫している。医療崩壊を防ぐため、今、緊急事態宣言を出す必要があると判断した。 感染防止に必要な物資、治療に必要な医療機器の増産に力を尽くす。 軽症者や症状のない感染者は、医療機関ではなく宿泊施設で療養してもらい、医療機関の負担を軽減する。 ホテルチェーンの協力により関東で 1万室、関西で 3千室を確保した。日本財団も臨時施設を準備中。 東京では五輪関係施設も改修し、800名の軽症者を受け入れられる設備を整備する。 必要があれば、自衛隊などの医療スタッフを動員し、特別措置法48条に基づく臨時の医療施設として活用することも検討。 こうして医療施設を重症者対応に振り向けることで病院の機能維持を図る。 2)緊急事態宣言の対象範囲 対象は、東京、千葉、神奈川、埼玉、大阪、兵庫、福岡の

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                          • 日本がなんど沖縄を踏みにじってきたか、数えてみた - Chikirinの日記

                            先週、沖縄にGoToし、あらためて沖縄、ってか琉球地域の歴史について勉強してきたので、そこで学んだことをまとめておきます。 あたしが学んだこと、それは、「日本はこんなに何度も沖縄を蔑ろにしてきてたんだ!」ってことでした。 いったい日本は何回、琉球・沖縄を踏みにじってきたのか、数えてみましょう。 1.琉球王国という独立国を、突然、日本の領土にした まずは歴史のおさらいから。 もともと沖縄は 1429年から1879年まで450年も続いた「琉球王国」という独立国でした。 そのころの東アジアには、 ・日本(室町時代から安土、そして江戸時代) ・中国(明や清王朝) ・朝鮮(李王朝) ・沖縄(琉球王国) などの国があったわけですね。 このうち国力的、文明的に圧倒的だったのは中国で、他の国はせっせと中国の王朝に貢ぎ物をしたり使者を送って国として認めてもらったり、技術者や宗教関係者を送って修行させていまし

                              日本がなんど沖縄を踏みにじってきたか、数えてみた - Chikirinの日記
                            • 進化版ライフスタイルとしての「ひきこもり」 - Chikirinの日記

                              先日みたNHKの情報番組(2020年11月25日あさイチ)が、「広義の“ひきこもり”の定義」を紹介していました。 ・自室からほとんどでない ・自室からはでるが家からはでない ・近所のコンビニなどには出かける ・趣味の用事のときだけ外出する という状態が、半年以上にわたって続いている場合 注目すべきは、 番組内では何度もこの定義に加え 「たとえこういう条件に当てはまっても、自分がつらくなければ問題はない。生活が楽しいなら心配する必要はない」と強調されていたことです。 これ、ものすごく興味深い変化です。 以前なら、「ほとんど家から出ない」だけで「ひきこもり」だったはず。なぜなら、そういう状態の人で「毎日が楽しい」人などいなかったから。 んが! 今や、「近所のコンビニと趣味目的以外では出かけない」にもかかわらず「人生が楽しい!」「生活費はちゃんと稼げてる!」という人も増えています。 理由は IT

                                進化版ライフスタイルとしての「ひきこもり」 - Chikirinの日記
                              • 最後の30年をどう生きるか - Chikirinの日記

                                ※ 映画「ノマドランド」のネタバレを含みます。ご注意ください。 ★★★ アカデミー賞で作品賞・監督賞・主演女優賞の3つを受賞したノマドランドという映画を観ました。 ノマドランド [AmazonDVDコレクション] フランシス・マクドーマンドAmazon 小説の原題は「漂流する高齢労働者」ということで、観る前は「貧困や格差といった社会問題を告発する系の社会派映画かな?」と思っていました。 でも、観た後の印象はまったく違いました。 もちろんそういった問題提起も織り込まれているのだけど、どちらかというと、「人生最後の30年をどう生きたいか」ということをあらためて考えさせられる、むしろポジティブな映画だったと思います。 絶賛されている映像美や、ふたり以外はプロの役者ではなく、本物のノマド生活者だという点は確かにすごくて、監督の力量は誰もが驚嘆するレベルだと思います。 が、私にもっとも響いたのは、「

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                                • 自民党総裁選 候補者の演説まとめ - Chikirinの日記

                                  今日行われた自民党総裁選の立候補者による立ち会い演説会がなかなか面白かったので、内容をまとめておきます。 以下、演説は届け出順で各 20分。 黒字は演説骨子で、赤字はちきりんの解釈&感想です。 <石破茂氏> 1.政治家とは? 自民党とは? ・政治家がやるべきことはただひとつ。勇気と真心をもって真実を語ること ・自民党は、勇気をもって自由闊達に真実を語る政党でなければならない。 ・国会を公正に運営し、あらゆる人に公平な政策をつくる政党でなければならない。 → すべて安倍政権への批判ですね。仲のよい人に便益を図り、国会で質問されても真実を語らず、反対意見を封殺するような政権であった、と言いたいのだと思います。 2.民主主義は変節した ・100年前、戦争に反対した人はみな粛正された。 ・権力と癒着したメディアは戦争を煽り、予算を減らされたくない軍部が暴走した。 ・いまこそ民主主義を守らなければな

                                    自民党総裁選 候補者の演説まとめ - Chikirinの日記
                                  • 問題は時間じゃなくて(多分)くだらなさ - Chikirinの日記

                                    平時には「働き方改革」とか「イクメン」とか言ってるけど、いったんコトが起こると突然「徹夜してでも仕上げろ!」となるのが日本という国。 地震が起こったり台風で停電したり洪水が起こったりすると、 上司だけでなく一般市民もマスコミもこぞって「公務員と電力会社はなんにち徹夜してでもスグに復旧しろ!」と要求する。 って話は前に書きました。 chikirin.hatenablog.com これはもちろん、コロナで大変な今も同じ。 ちょっと前まで小泉ジュニアが「霞ヶ関でも父親の育休を」とか言ってたけど、医療崩壊の危機とGoTo大混乱な今、厚労省や観光庁で働く「父親である官僚」には育休など、無縁なものになってるんじゃないでしょーか。 さらに最近は霞ヶ関の労働環境がさらにひどくなり、 ・若手官僚の退職(転職)が増加 ・そもそも官僚を目指す学生が減ってる ・体や心を壊す官僚も多い らしく、 河野大臣やメディア

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                                    • ほんとに(企業を中抜きして)国に直接、助けてほしい? - Chikirinの日記

                                      今回、新型コロナ禍対策がもっとも「届いてない」のが、企業に非正規として雇われていた人ではないでしょうか。 ざっくり言えば、働いている人は、以下の 4形態に分れます。 1)正社員 2)非正規雇用(パート、アルバイト、派遣など) 3)自営業の事業家 4)自営業のフリーランス 大きく分けると、1と2は「会社に雇われている人」で、3と4は「雇われていない人」(雇われずに働いている人)です。 経済危機のとき、1の人はもっとも痛手が少ない。せいぜいボーナスが減る程度でしょう。 3,4の人も(もちろん)大変なんですが、今回、政府はフリーランス向けや小規模事業者へのかなり大胆な救済策を打ち出しています。 3の人は 200万円の持続化給付金に加えて休業補償や家賃補助もあり、無利子無担保の融資も受けられます。4の人にも100万円の給付金が既に支払われはじめてる。 でも雇い止めに遭った2の人にはほとんど支援があ

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                                      • 掃除する場所が多すぎる - Chikirinの日記

                                        年末ということもあるし、リノベしてから 1年たったこともあるしで、あちこち掃除をしてるのだけど、掃除しても掃除しても「あっ、あそこも掃除しなくちゃ」ってところが現れ、 「家って、ちょっと掃除すべき場所が多すぎないか?」と思ったので、リストを作ってみた。 抜け漏れもありそうなので、思い出し次第、追記していきます。 ★キッチン★ 日々 or 使うたび ・炊飯器や鍋類 ・包丁まな板など調理器具 ・食器 ・天板 ・コンロ ・布巾類 ・排水口のゴミ受けカゴ 数日ごと ・シンク ・床の水拭き(見えないけど油が飛んでるので) 月1回くらい ・電子レンジ内部 ・水切りカゴ ・トースターのパンくずトレイ ・キッチンパネル(うちはタイルじゃないので、水拭きも簡単!) ・排水口のゴミ受けカゴなどの、ぬめり取りと除菌 ・パイプ内掃除(オキシふりかけてお湯をかけるだけ) ・冷蔵庫や冷凍庫のパネルを拭く ・オーブンな

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                                        • 家を買う前に必ず読むべき本 - Chikirinの日記

                                          日本ではもうすぐ(今年もまた!)大雨の季節がやってきます。 日本の災害と言えば以前は地震や津波でしたが、最近は大雨による土砂崩れ、川の氾濫、低地の内水氾濫と、大規模な水害が毎年のように起きています。 しかも、日本全国で。 山あいや川沿いの里山地区だけでなく、新幹線の駅に近いような新興住宅地や、東京の川沿いに建つ億ションでさえ大きな水害のリスクがあるなんて、「聞いてねえよ!」って感じですよね。 そういえばもともと海や川だった埋め立て地にたつ住宅では、液状化のリスクもよく知られ始めました。 ★★★ これまで私も含め多くの人は「家を買う」とき、「立地と値段」くらいしか考えてきませんでした。 でもこれからは、「ここに不動産を買って大丈夫なのか?」という視点もとても大事になります。 そんなとき、土壌や地形に関する専門知識がない一般人にもわかりやすく「家の立地にはどんなリスクがあるのか」「何をどう調べ

                                            家を買う前に必ず読むべき本 - Chikirinの日記
                                          • 「新型コロナは季節性インフルより怖いの?」問題について - Chikirinの日記

                                            新型コロナウイルスの感染が世界中で大拡大し大変なことになっていますが、ここんとこ私が疑問に思っていたのは、 「アメリカって今年、インフルエンザで 1万人が死んだんだよね。数年前には同じく季節性のインフルエンザで 4万人くらい死んでるよね。 それなのになぜ、数百人の死者しかでていない新型コロナにここまで大騒ぎし、欧州やカナダとの国境を閉鎖したり、NYでレストランからミュージカル、美術館まですべてを閉めたりしてるんだろ?」 ってことでした。 大騒ぎしてるのが日本だけなら「またまたー、メディアに煽られちゃって」って感じですが、 アメリカはCDC (Centers for Disease Control and Prevention、疾病予防管理センター)やNIH(National Institutes of Health、国立衛生研究所)といった、世界をリードする専門機関を擁する国です。 こうい

                                              「新型コロナは季節性インフルより怖いの?」問題について - Chikirinの日記
                                            • 韓国に社会派旅行に行ってきた! - Chikirinの日記

                                              先日、2週間かけて韓国を旅行してきたので、その日程をご紹介。 韓国旅行といえば、グルメ、エステ、ショッピング、推しスポットやドラマのロケ地巡りなどが人気ですよね。でも今回の旅の目的は、「韓国の近現代史に関する資料館や歴史博物館を巡ること」でした。 私はコロナ前、中国の東北部=日本が満州国を設立したエリアを同じ趣旨で旅行しています。 → 【共同企画事例】社会派ブロガー「ちきりん」企画 中国東北部、旧満州の旅 | ユーラシア旅行社 それがすごく楽しく、かつ勉強になったので、今回は、その韓国版を企画、体験してきました。 「中国や韓国では、自分たちの国を侵略したり植民地にしてきた日本について、どう国民に伝えているのか?」を自分の目で見てみたかったんです。 ★★★ まずは行き。飛行機ではなく、博多から国際フェリーで釜山に向かうルートを選びました。 これも、「そもそも九州と韓国ってどれくらいの距離なの

                                                韓国に社会派旅行に行ってきた! - Chikirinの日記
                                              • 真の敗者は公明党 - Chikirinの日記

                                                政令指定都市である大阪市を4つの特別区に分割変更する案が問われた住民投票=実質的には大阪都構想の是非が問われた選挙の結果がでました。 5年前同様、反対派の勝利。 僅差ではあるけれど、前回より反対が増えた印象もあり、維新は完全敗北したと言えるでしょう。 んが、 実は、最大の敗者は公明党 なんですよね。 なぜかって? ご存じのように公明党は「小党ではあるけど、選挙にはめっぽう強い党」だと認知されてきました。 自民党が政権を維持できるのも公明党のおかげ、と考える人は多く、自民党もそれはよくわかっています。 んが! そんな自民党の中にも、公明党をうっとおしいと考える人たちがいます。 自民党が「コロナで困ってる人に 30万円を配る」と決めても、公明党が「全員に 10万円だ!」と言い出せば一日でヒックリかえされてしまう。 めっちゃ苦労して消費税を10%に上げたのに、「食料は 8%の軽減税率!」と公明党

                                                  真の敗者は公明党 - Chikirinの日記
                                                • アマゾンレビューの「数」でわかる書籍の「部数」 - Chikirinの日記

                                                  今はなんでも屋になってるアマゾンですが、最初は「ネット書店」として登場しました。いまでも書籍は、彼らの主力商品のひとつだと思います。 私も 10年前に文筆家としての活動を始めて以来、10冊以上の本を出しているのですが、それらの販売部数はかなりバラバラです。 最初からよく売れる本もあれば、10年くらいたってあらためて売れ始める本もあり、もしくは、最初はよく売れたけど、1年くらいで売上が止まってしまう本もあります。 んが、 この、書籍の販売部数って、出版社と著者くらいしか知らなくて、他の人にはどの本がどれくらい売れているのか、よくわからないでしょ。 10万を超えてくると帯の宣伝コピーや新聞広告にそう書かれ、 20万部、30万部と増えてくると、交通広告(地下鉄の中とかの広告)が出たりして部数がわかり、 100万部突破! など、超のつくベストセラーになると、テレビや新聞などメディアで取り上げられた

                                                    アマゾンレビューの「数」でわかる書籍の「部数」 - Chikirinの日記
                                                  • 縦割りを排し、統一IDなしには暮らせない社会へ - Chikirinの日記

                                                    菅政権の目玉政策のひとつが「デジタル庁の創設」 この機にハンコやファックスをなくそうという話も出てきてて、確かにそれもいいと思うのですが、 デジタル社会を実現するためのコア中のコアは「国民全員に統一IDを割り当てること」 なので、今日はこの点に絞って「どうあるべきか」を書いてみます。 ちなみに! デジタルかアナログかはさておき、「統一IDなしには暮らせない社会」になってる国って既にあるんだよね。 アメリカは社会保障番号、韓国は住民登録番号なしには暮らせない社会だし、中国なんて国民IDなしには長距離電車にさえ乗れません。 デジタル行政で有名なエストニアも国民IDなしには暮らせないし、ドイツも税識別番号ってのを基本、全員に割り振ってるはず。 てかカナダやシンガポールなども含め、もはや先進国の中では「統一IDをなしでは何もできない」って国の方が多数派になりつつあると思う。 日本だって、住基ネット

                                                      縦割りを排し、統一IDなしには暮らせない社会へ - Chikirinの日記
                                                    • 「正解のない問題」についてこそ、自分のアタマで考えよう - Chikirinの日記

                                                      昨年と今年に起こったふたつの事件(と事故)について、考えたことを書いておきます。 昨年の事件は、九州大学での放火自殺事件。 キャンパス移転のため取り壊しが決まっていた研究棟の一室で、46歳の男性が火を放ち、自ら死を選びました。 男性は同大学で博士課程まで進学したあと、9年前に退学した元学生。退学後は無断で研究室を使っており、大学側は事件が起こるまで彼の存在を把握していませんでした。 男性が研究してたのは憲法。 家庭の事情で一般高校には進めず通信制高校を選ぶなど、苦学して入った九州大学で博士課程まで進むも、博士論文を書き上げられないまま37歳で退学。 その後の10年は非常勤講師を掛け持ちする生活だったようですが、奨学金という名の借金が700万円もあり、経済的にはかなり苦しかった模様。 そんな彼が研究室に火をつけて自殺したのは研究棟から強制退去される予定の日で、いよいよ切羽詰まっての行動だった

                                                        「正解のない問題」についてこそ、自分のアタマで考えよう - Chikirinの日記
                                                      • 更新型エントリ)新型コロナ 成功と失敗の記録 - Chikirinの日記

                                                        今年の1月末以降、大変なことになっている新型コロナ(COVID-19)。 どこの国でも「時計を戻せるなら、あのとき、こうしておくべきだった」と深く後悔していることがあるはずです。 残念ながら今回の新型コロナを乗り切っても、感染症はまた必ずやってきます。 そのとき今回の学びを活かせるよう、「やっぱあの時こうすべきだったのかも」と個人的に感じていることを記録しておきます。 最初に成功点、そのあとで反省点です。 成功点 01)  武漢からのチャーター便帰国者の検疫 武漢やその周辺に滞在していた 800人以上の邦人(とその家族)を数回のチャーター便で日本に帰国させ、国内で検疫。 滞在場所として民間のホテルまで使用したにもかかわらず、二次感染は起らず、ほぼ完璧な検疫が行われた。 → 参考:国立感染症研究所のまとめ記事 成功点 02)  北海道の非常事態宣言と外出自粛要請 国の対応を待つことなく、知事

                                                          更新型エントリ)新型コロナ 成功と失敗の記録 - Chikirinの日記
                                                        • キッチン進化の歴史 - Chikirinの日記

                                                          日本のキッチンの進化について考えてみたので、自分用のメモとして。 ステージ1 流しとカマドの時代 時代劇でみる江戸や明治時代の庶民の台所は、長屋の玄関を入ってすぐの土間に、流し(シンク)とカマド(コンロ)があるだけだよね。 カマドは薪が燃料で、竹の筒で空気を吹きかけて火力を上げる。 流しの水は井戸水で、江戸時代だと長屋の一区画にひとつ井戸があって、そこで汲んできた水を台所の水瓶に貯めておいて使う。 少し時代が進むと庭に井戸があったり、手で動かすポンプで汲み上げたり。 ただ、当時のドラマで見るかぎりコンロとシンク以外の、独立した調理台はあまり目にはいらない。 これはおそらく「まな板は(調理台ではなく)流しで使うもの」だったからじゃないかな。 今と違って野菜は(スーパーで買ってくるわけでもなく)泥つきで手に入るから、洗いながら切る必要があるし、 魚だって切り身で売ってるわけじゃないから家でさば

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                                                          • ネットに弱みを開示することのリスク - Chikirinの日記

                                                            インターネットなど存在しなかったずっと昔から、「心が弱っている人を狙う詐欺師」はたくさんいました。 たとえば子供が不慮の事故で亡くなった親のところには、 ・子供が成仏できずにさまよっている。今なら特別に、偉い先生がありがたいお経を唱えてくれる。 ・こんなことが起ったのは悪い霊がついているからだ。お祓いをして、この聖水を毎日、仏壇に供えなさい。 ・玄関の方角が悪いからこんなことになったのだ。すぐに改修したほうがいい。 みたいな人がやまほど集まってくるんです。 最初は「大変でしたね。悲しいですよね。実は私の姉の家でも同じような不幸がありまして・・・」みたいな感じで、心弱っている人に 寄り添う 言葉をかけてくるのだけど、 最後には高価なお札やら壺やら聖水やらを買うことになったり、 全財産を寄付して家中の悪い運気を落としましょう、みたいな話になったりします。 子供が死んだ親にだけでなく、働き盛りの

                                                              ネットに弱みを開示することのリスク - Chikirinの日記
                                                            • 旅はメインとサブに分けて企画しよう! - Chikirinの日記

                                                              先日は Voicy で、私がどういう視点で旅先を選んでいるか、について話しました。 今日は、旅先を選んだあと、どんな感じでスケジュールをたてているか、について書いてみます。 ★★★ 旅行プランを決めるときに常に意識するのは、「この旅の主菜は何で、副菜はなになの?」というコトです。 主菜とは、その旅のメインの目的。 なにを目的にその旅行に行くのか、 たとえば、「ディズニーランドに行く!」とか「泳ぎに行く!」、「美術館巡りをする!」とか「おいしいお寿司を食べに行く!」などでしょうか。 そして副菜は、それらの主目的の前後や間に楽しむ、サブの活動です。 具体的な内容はこの後、書きますが、まずは、旅の目的をメインとサブ(主菜と副菜)に分ける理由を説明します。 それは、それぞれの企画&準備のレベルやタイミングが大きく異なるからです。 ★★★ メインの目的は「必ず達成したいコト」なので、しっかり下調べを

                                                                旅はメインとサブに分けて企画しよう! - Chikirinの日記
                                                              • 福島県・被災地への旅行の記録 in 2022 - Chikirinの日記

                                                                2022年の9月、福島県の沿岸部、いわゆる”浜通り”と呼ばれる地域を旅行しました。ご存じ、福島第一(&第二)原発のあるエリアです。 福島に行くのは東日本大震災の翌年以来 10年ぶりで、「あれから10年(or 原発事故からは 11年)、福島はどうなっているんだろう?」と思ってのことです。 数日の旅行でしたが大変勉強になり、多くの人にこのエリアを訪ねてほしいと考えたので、旅行のプラン作りに役立ちそうな情報をてんこ盛りに書き記しておくことにしました。 <今回のルート> 東京から新幹線で福島市に入り、車で国道114号線を走り、浪江町へ。 そのあと沿岸部を、浪江町、その北の小高町、南の双葉町、大熊町、富岡町と回って、最後は郡山駅に戻って新幹線で帰京しました。 内陸部の福島市や郡山市から沿岸部までの”東西の移動”に時間がかかるので、東京からなら、「品川から浪江町などへ走る直通の特急電車」を使って入るの

                                                                  福島県・被災地への旅行の記録 in 2022 - Chikirinの日記
                                                                • グーグル先生と人間の専門家の違い & 使い分け方 - Chikirinの日記

                                                                  先日、温泉旅行に行ったのですが、そこで見たある地域がすんごいことになっていたので、思わず知人の木下斉さんにツイッターDMで「この町ってどーなってるんですか!??」と聞いてしまいました。 そしたら(いつものことながら)すぐに、かつ完璧に教えてもらえ、感謝するとともに「やっぱすごいな」と感嘆しました。 木下さんは地域再生のプロで、関係する著作もたくさんあります。 【受賞のお知らせ】 尾崎行雄記念財団主催「咢堂ブックオブザイヤー2018」にて、「凡人のための地域再生入門」https://t.co/ci7wGx9ud8 が地方部門大賞となったそうです。注釈がきめ細かく、「実践可能性」の高さが好評価を受けたとのこと。 ありがとうございます!!https://t.co/CoZFjUJIin— 木下斉/Hitoshi Kinoshita (@shoutengai) December 24, 2018 こ

                                                                    グーグル先生と人間の専門家の違い & 使い分け方 - Chikirinの日記
                                                                  • 新型コロナ対策に思うこと(まとめ) - Chikirinの日記

                                                                    新型コロナについてはツイッターでよくつぶやいているのですが、今日は「多くの人の、意見が分れがちな論点」について、私の考えをまとめておきたいと思います 1.外出自粛は正しかったのか? 間違いなく「正しかった」と思います。 欧米では日本より遙かに厳しい外出制限が行われたのに、なかなか死者も感染者数も減りませんでした。 なので「経済や社会生活に大きな被害を出してまで外出制限すべきなの?」と感じたこともありました。 でも今ははっきり断言できます。 ワクチンも免疫も治療薬もない感染症に関して、これ以上に有効な策はないと。 東京や大阪はじめ、全国の感染者数は、街や観光地に遊びにでる人が減っていらい、急速に減少しました。 政府や専門家のいう「 2週間」よりは少し潜伏期間(リードタイム)が長いようには思いますが、効果があったことは明白です。 なので、今後また新型コロナであれ、それ以外の感染症であれ「オーバ

                                                                      新型コロナ対策に思うこと(まとめ) - Chikirinの日記
                                                                    • なんで全員にリーダーシップを求めるの?(「Chikirinの日記」より)

                                                                      関西出身。バブル期に証券会社に就職。その後、米国での大学院留学、外資系企業勤務を経て2011年から文筆活動に専念。2005年開設の社会派ブログ「Chikirinの日記」は、日本有数のアクセスと読者数を誇る。シリーズ累計23万部のベストセラー『自分のアタマで考えよう』『マーケット感覚を身につけよう』(ダイヤモンド社)、『「自分メディア」はこう作る!』(文藝春秋)など著書多数。 自分の意見で生きていこう 累計38万部突破の超人気シリーズ最新刊、『自分の意見で生きていこう』の発売にあわせ、同シリーズに関連するコンテンツを随時公開していきます。 シリーズの既刊3冊は、『自分のアタマで考えよう』『マーケット感覚を身につけよう』『自分の時間を取り戻そう』です。 バックナンバー一覧 社会派ブロガー・ちきりんさんが、ダイヤモンド社から刊行する「現代を生きぬくための根幹の力」を解説するシリーズは、累計40万

                                                                        なんで全員にリーダーシップを求めるの?(「Chikirinの日記」より)
                                                                      • 災害復興についての議論まとめ - Chikirinの日記

                                                                        昨年の 12月から月に 1回、地域再生のプロ、木下斉さんと「直前告知&アーカイブも24時間のみ」のゲリラ対談を配信しています。 一回目の先月は「コロナ対策」について話し合い、今月は「災害復興」について議論しました。(動画はすでに削除済み) 個人的にとても勉強になったので、内容についてまとめておきます。 対談を聴かれてない方にはわかりにくいかもしれませんが、自分用のメモなのでご容赦ください。 1.阪神淡路大震災の復興について a) 日本全国の自治体が「地震直後のToDo」を学んだ 例) ・発災後すぐに幹線道路を緊急車両専用に指定し、一般車両の通行を規制する。(そうしないと渋滞で消防車が現場にたどり着けない) ・発災直後に停電復旧を急ぎすぎると、壊れた建物から漏電し、大規模な火災原因となってしまう。ガスだけでなく電気の復旧にも、二次災害の警戒が必要 ・その他、ボランティアに行く人のルール、被災

                                                                          災害復興についての議論まとめ - Chikirinの日記
                                                                        • 世界のあちこちで高層展望台に登ってみた! - Chikirinの日記

                                                                          ここ数年の間に訪ねた様々な都市で、高層ビルやタワーの展望台からそれらの街並みを眺めてみました。今日はそれらをちょっくら比べてみましょう。 こちらは 1年前に行ったベトナムのホーチミン。ランドマーク81という高層ビルです。このビルが突出して高いとはいえ、周囲にも高層ビルが密集しています。 展望デッキからの眺めはこんな感じ。 これがホーチミンだよ。ベトナムだよ! しかも全方向に明るい! 上海どころか、ホーチミンでさえ既に東京レベルの発展ぶりです。 高層ビルの幻想的なライトアップが素敵でした。 ★★★ 次は昨年11月に行ったサウジアラビアの首都、リヤドの高層ビル。 ビル外観はインパクトあるけど、展望台からの夜景(下記)はやや地味。車が走ってる道路は明るいのですが、建物エリアには暗い部分も目立ちます。 他の高層ビルも、あまり見えない。首都なのに。 ここなんて、なんでこんな暗いのかな。明るいのは道路

                                                                            世界のあちこちで高層展望台に登ってみた! - Chikirinの日記
                                                                          • 新刊『自分の意見で生きていこう』出版秘話 - Chikirinの日記

                                                                            来週、「これからの世の中を生き抜くために必要な根幹の力」を解説したシリーズの 4巻目が発売されます。 → アマゾン 紙の書籍 → Kindle版 → 楽天ブックス 累計 38万部にもなるこのシリーズは、2011年の『自分のアタマで考えよう』から、2015年の『マーケット感覚を身につけよう』、そして『自分の時間を取り戻そう』と、これまで 3冊でていました。 その最終巻が本作! 私がこのシリーズで取り上げてきたのは、 ・人生の長期化(このままでは定年は 70歳か 75歳!) ・雇用の不安定化や産業構造の変革 ・あらゆる分野における市場化の進展 といった変化の時代を、どう乗り越えていけばいいのか、そのためにはどんなスキルが必要なのか、ということについてでした。 これからの時代に必要なスキルはなにかという話になると、よく挙げられるのは英語力や、財務、もしくはITの知識などです。 もちろん私も、それ

                                                                              新刊『自分の意見で生きていこう』出版秘話 - Chikirinの日記
                                                                            • 働き方改革と不眠不休の狭間 - Chikirinの日記

                                                                              日本って災害がやたら多いじゃん。 で、そういった災害対応の復旧がめっちゃ早いのもひとつの特徴。 数年前、博多駅前で大規模な道路陥没が起こったときも、たった一週間で復旧。 びっくりしたけど、「これが日本の底力だ!」的な賞賛の声がたくさん上がってた。 んが、 同時にこの国では「なにかあったときは、関係者は不眠不休で働き、そっこーで復旧すべき」という社会の要請(てかプレッシャー?)が半端じゃない。 先日の台風で千葉県の広い範囲が停電したときも、知事は「不眠不休で対応しろ!」と東京電力に命じていたけど 知事だけでなく一般の人だって、「電力会社は当然、不眠不休で対応すべきだ。電気ないと生活できないし命に関わるのだから」と思ってるでしょ。 でもさ。 それってつまり「電力会社の人は、停電が復旧するまで、有休はもちろん、土日も休まず働け」って意味なんでしょ? あのときの停電の復旧には3週間から一ヶ月くらい

                                                                                働き方改革と不眠不休の狭間 - Chikirinの日記
                                                                              • 2022年7月 インバウンドに踊った小樽の今 - Chikirinの日記

                                                                                コロナ禍のインバウンド系観光地を視察するシリーズ。 今回は北海道の小樽を訪れました。 港町でもある小樽はクルーズ船に乗って大挙して押し寄せるインバウンド観光客(主に中国から?)で大賑わいだったのですが、コロナが始まって 3年。未だインバウンドは戻らず。 現在はどんな感じになっているのか、ちょっくら観に行ってきました。 ★★★ まずは小樽を代表する北一硝子が運営するカフェ。すごく雰囲気がよいので、 以前は行列ができていたのか、広いスペースが「並ぶ場所」として確保されていましたが、今は上記のとおりガラガラ カフェの雰囲気とはまったく合わない「雑炊」をいただきました。 平日の商店街はこんな感じで、 ちょい飲みや魚介の買い食いができるお店も・・・ 中国語や韓国語での看板もまだ新しいドラッグストアは、 今年の5月から休業。 てか、今年の5月まで潰れてなかったコトのほうがすごいかも。 めっちゃたくさん

                                                                                  2022年7月 インバウンドに踊った小樽の今 - Chikirinの日記
                                                                                • パリで訪れた美術館&博物館 - Chikirinの日記

                                                                                  先月、美術館・博物館を鑑賞する目的で、パリ@フランスに行ってきました。 コロナのせいでなかなか行けず、2019年に行ったのが最後なので 4年ぶりです。 私は日本でも美術館、博物館を巡るのが大好きなのですが、パリには本当に多彩なアート施設があります。 来年のオリンピックに向けて、パリを訪れる方も増えそうなので、今日のエントリでは、前回に訪れた美術館もまとめて紹介しておきます。 ★★★ まずは「3大美術館」 この3つは、質ももちろんですが「収蔵作品の数と幅」でも他を圧倒しています。 <ルーブル美術館> 中でも別格なのがこちら。 どこの国のツアーであれ、「パリを訪れるツアー」で、ルーブル美術館が入ってないツアーは(たぶん)存在しない。 いちばん人気はモナリザですが、 ほかにも教科書でみたことある作品があちこちに。 4時間くらい滞在しましたが、疲れて退散。 有名なの以外でも素晴らしい作品が多いので

                                                                                    パリで訪れた美術館&博物館 - Chikirinの日記

                                                                                  新着記事