オープンソースのLinuxコンテナ管理ツールを開発する米Dockerは7月3日、最新版となる「Docker 1.1.0」をリリースした。バグの修正だけでなく、新機能も加わっている。 DockerはホストOS上から隔離された環境を構築し、そこでアプリケーションを実行できる技術。ランタイム/パッケージングツール「Docker Engine」およびアプリケーションの共有やワークフロー自動化のためのクラウドサービス「Docker Hub」から構成されており、仮想環境の構築やアプリケーションおよびユーザーの権限分離といった目的で利用できる。Linuxカーネルが持つリソース管理技術であるcgroupsを使って実装されており、仮想化ソフトウェアを利用する場合と比べ軽量である点が特徴。また、VirtualBoxなどの仮想化技術を利用することでWindowsやMac OS Xでも利用できる。 Dockerは
