21日に投開票された宮崎県椎葉村議選で、焼酎などを配って投票を依頼したとして、同県警は24日、農林業椎葉一光(62)と妻の長子(58)の両容疑者=いずれも同県椎葉村大河内=を公職選挙法違反(物品買収、事前運動)の疑いで逮捕し、発表した。県警は認否を明らかにしていない。 捜査2課によると、両容疑者は共謀し、2~3月、村内の有権者6人の自宅を訪れ、焼酎とつくだ煮の詰め合わせの計6セット(総額計1万3千円相当)を配り、椎葉容疑者への投票を依頼した疑いがある。 椎葉容疑者は村議選(定数10)に新顔で立候補。169票を獲得し、立候補した11人のうち6位当選した。
風俗街で出会うマキ(34歳)がユウジ(45歳)に出会ったのは21歳。2人が生まれ育った宮崎市内の風俗街でだった。 マキは働いていた飲み屋で知り合ったパチンコ依存症の夫と別れたところ。ユウジは日中ビルメンテナンスの会社を経営しながら、夜はデリヘル業(デリバリーヘルスという業種の風俗店)に携わっていた。ユウジもこの時点でバツ2だった。 2人は結婚。デリヘルやSM店経営の後、本業のビルメン経営の傍らで、一般社団法人「日本プレミアム能力開発協会」という団体を立ち上げ、その事業の一環で、2015年1月に「プレミアム親子食堂」を立ち上げる。これが、宮崎県内のこども食堂の先駆けとなった。 風俗業の経営から、法人立ち上げを経て、こども食堂へ。2人の軌跡はいかにもアヤシゲで、眉をひそめる人もいるかもしれない。 しかし、この2人のストーリーを、貧困の中で育った者たちが貧困の連鎖を断ち切ろうとしてきた苦闘のスト
「平和の塔」問題で対応協議 宮崎県 [宮崎県] 2015年10月06日 00時02分 日中戦争下の1940(昭和15)年に国内外から集めた石を土台にして造られた宮崎県管理の「平和の塔」(宮崎市)に絡み、中国・南京市の民間博物館の関係者が今月来日し、土台に組み込まれた南京産とみられる礎石3個の返還を県などに求めることについて、県は5日、早急に対応を検討する考えを示した。 宮崎県日中友好運動懇談会によると、来日するのは「南京民間抗日戦争博物館」の呉先斌(ごせんひん)館長や現地メディア関係者など7人と、南京大虐殺の被害者であり、日本政府に総額約1億円の損害賠償を求めた訴訟の原告の一人、故李秀英さんの次女陸玲さん。 一行は25日に県内に入り、都城市である戦争企画展に出席したり、平和の塔を視察したりする。27日に県庁を訪れ、河野俊嗣知事宛てに返還の申し入れ書を提出する。県都市計画課は「どのように対応
塔の建造に使われた石材は国内外から寄贈を受けた石材が使用されています。 陸軍各部隊に司令部周辺の石と最前線の石を送れという指令があったので中国からの石も使用されているようです。 1940年の神武天皇即位紀元(皇紀)2600年を祝うにあたり、国は紀元二千六百年奉祝事業として宮崎神宮の拡大整備事業を行うことになった[1]。 そして宮崎県当局も「紀元二千六百年宮崎県奉祝会」を立ち上げ、県を挙げて奉祝することになった。当時の知事相川勝六(奉祝会会長も兼任)は、「八紘一宇の精神を体現した日本一の塔」を作る事を提案し、実行に移すことになった。 相川知事は大阪毎日新聞・東京日日新聞(いずれも毎日新聞の前身)に頼み、この塔を設計する彫刻家を公募した。そして名乗りを上げたのが日名子実三である[2]。日名子は「報酬は一文もいらぬから是非自分にやらせて下さい」と申し出て、相川知事も日名子の熱心さと彫刻家としての
高速道路の約150キロもの区間にトイレなし――。今年度中につながる大分―宮崎間の東九州道で、こんなことが起きる。同区間にできる弥生パーキングエリア(PA)=大分県佐伯市=の建設が遅れているためだ。7年間、トイレゼロが続くことになる。 大分県が9日の県議会で、弥生PAの供用開始時期が、予定されていた2016年度中から21年度中にずれ込む見通しになったと明らかにした。 大分―宮崎間の東九州道は、未開通の大分県・佐伯インターチェンジ(IC)―蒲江ICが14年度中に供用が始まり、1本につながる。それ以後、トイレがない区間になるのは大分松岡PA(大分市)―川南PA(宮崎県川南町)間の約150キロ。 弥生PAは、西日本高速道路がこの区間につくる唯一のPA。大分県によると、PA建設に伴う土の搬出先の確保などの課題があり、完成が5年遅れる見通しになったという。PAが予定通り16年度中にできれば、同区間にト
JR九州は27日、2015年秋にも宮崎駅に自動改札機を設置することを決めた。宮崎は長らく、九州で唯一、自動改札機がない「空白県」だった。JRの駅で「SUGOCA(スゴカ)」などのICカード乗車券を使えるエリアが、ようやく九州全県に広がる。 JR九州は1999年に福岡県に自動改札機を導入。宮崎をのぞく九州5県にも02年度にいっせいに設置したが、鉄道の利用客が少ない宮崎県内では、投資効果が小さいとして導入に二の足を踏んでいた。宮崎交通(宮崎市)が15年度以降、交通各社で相互利用できるICカード乗車券を、県内を走る路線バスで使えるようにすると決めたのを受け、追随することにした。 JR九州は、宮崎駅に自動改札機を入れるのにあわせて、宮崎空港駅など宮崎市内の別の11駅に、切符は通せないが、ICカード乗車券をタッチして使える小型の読み取り端末機を導入する。投資額は計3億円。 JR各社によると、富山、石
非正社員を含め、働き手全体の生活底上げにつながる最低賃金をめぐる議論が、大詰めだ。政府は全国平均15円の引き上げだった昨年以上の増額をめざす。だが、消費増税や物価高の直撃で、全国最低の664円の9県では「こんな水準では夢も希望もない」との声がもれる。 梅雨明けで真夏の太陽が照りつける宮崎市内。ハローワーク宮崎の玄関で、白い日傘を差した女性(47)が顔を曇らせながら紙をめくっていた。 「レジ係 時給664円」「清掃スタッフ 時給665円」。宮崎県内の最低賃金は664円。玄関脇の箱から取り出した一覧表には、最低賃金か、それをわずかに上回る金額の求人が目立つ。「短大生のころのパートより安い。これだと、フルタイムでも月に10万円少しにしかならない」 2年前までコールセンターの契約社員だった。手取りで月給は17万円台。体を壊して退職し、今月から、職探しを始めた。「人手不足で賃金が上がるとか、景気がよ
「ミナミのこと、五ヶ瀬ハイランドスキー場に連れて行ってくれたら……いいよ」――宮崎県の五ヶ瀬ハイランドスキー場が、2014年シーズンのCMを公開しました。2013年シーズンは“刺激的”な内容で攻めていましたが、今回は「その節は、すみませんでした!」と反省を交えながらもユニークなナレーションで施設を宣伝。はてなブックマークには「軽妙なネタと切り替わりのタイミングがツボ」といった反応が集まっています。 ▽ TOP - 五ヶ瀬ハイランドスキー場 五ヶ瀬ハイランドスキー場は、天然雪のゲレンデを楽しめる日本最南端のスキー場です。CMは、12月6日の2014年シーズンオープンに先駆けた12月5日にYouTubeで公開。1つの動画に、15秒のCMが11本詰め込まれています。 ▽ http://www.youtube.com/watch?v=Yku9-3g5rj4 動画に登場するのは、笑顔がかわいいロング
「何がしたいのか分からない」「筋が通らない」。2015年1月20日に任期満了を迎える知事選に、元職の東国原英夫衆院議員(56)=日本維新の会、近畿比例=が立候補を検討していることが伝わった12日、県内に驚きが広がった。「知事の限界を感じた」と1期限りで退任、都知事選出馬を経て昨年12月に衆院議員に初当選したばかり。県議会をはじめ、東国原議員が知事在職時代に発生した口蹄疫の被害農家には冷ややかな声が目立った。 (詳細は13日付朝刊または携帯サイトで)
日本酒や焼酎の利用促進を目的に各地で特定酒での乾杯を勧める「乾杯条例」制定が広がる中、宮崎県都城市議会は地元で製造された焼酎での条例制定を求めた地元商工会議所の陳情を賛成少数で不採択とした。 市議会事務局によると、本会議に先立つ18日の委員会の審議で「なにで乾杯するかは個人の自由」「酒を飲めない市民もおり法律で勧めるのは良くない」と反対意見が出され、24日の本会議でも反対多数だった。 都城商工会議所が7月、「地元文化の継承、地域産業の振興に向け、焼酎を乾杯の酒として普及させるため」と条例化を要望していた。都城市は芋焼酎「黒霧島」で知られる霧島酒造など4社が焼酎を製造。同会議所の岡崎誠会頭は「趣旨が理解されず残念。飲食店や酒造会社と協力し、条例に頼らない方法で焼酎を広める」と話した。 「乾杯条例」は1月、全国有数の酒どころ「伏見」を抱える京都市が日本酒での乾杯を勧める条例を施行し、佐賀県など
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