オンプレミスでのWSUS運用、クラウドでのWSUS運用、WSUSと他ツールやサービスを併用している企業を合計すると、少なくとも61.1%の企業がWindows UpdateでWSUSを利用しており、WSUS終了はそれらの企業に影響が与えることが予測できる。 WSUSを利用する理由は主に次の3つだ。 特に重要なのが(2)の脆弱(ぜいじゃく)性対策だ。OSアップデートは最新のセキュリティ対策を施したプログラムが適用されるので、最新の知見に基づいた脆弱性対策が施されている。社内ネットワークに最新の脆弱性対策が施されたPCと未適用のPCが混在すると、セキュリティの弱点が生じる。現在のサイバー攻撃は攻撃が容易なシステム領域を見つけてそこをターゲットに侵入を試みる手法が主流だ。最新アップデートを適用していないPCは格好のターゲットになる。情シスはそのようなPCを常に監視し、適切にアップデート適用する必