午後9時すぎに日向灘でマグニチュード6.9の地震が発生したことを受けて、気象庁は午後10時半から南海トラフ地震との関連について専門家で作る「評価検討会」の会合を始めました。観測データを詳しく分析し、今回発生した地震と南海トラフ地震との関連について評価することにしています。 気象庁は、評価検討会の結果について改めて臨時情報を発表することにしています。 気象庁は、南海トラフ地震で被害が想定される地域では状況に応じて身の安全を守る行動を取るよう呼びかけています。 南海トラフ臨時情報とは 社会部 老久保記者解説 「南海トラフ地震臨時情報」はふだんと比べて巨大地震が発生する可能性が相対的に高まったと評価された場合にとるべき防災対応がわかりやすいよう、気象庁が「巨大地震警戒」や「巨大地震注意」といったキーワードを付けて発表する情報です。去年8月に日向灘で起きた地震では「巨大地震注意」が発表されています