明洞の真ん中にいかにも古そうな外観の、実はオープンから数カ月しか経っていないざるそば屋がある。冬はうどん、夏はざるそばがメインだという。 場所は市庁から小公洞に向かう道。少し先には韓国銀行ロータリーがある。 この近くには古から営業しているオーダーメードの背広を作る店がある。韓国の有名人の背広を作っている店だが、大型の店が多い明洞で小さな店が細々と並んでいる様子は一種の伝統さえ感じさせる。 外観は古くから営業している店のようだが、中は驚くほど現代風なこざっぱりした粉食屋(軽食を食べさせる店)スタイル。それほど広くない内部は、立ち食いそば屋のように「さっと食べてさっと帰る」という印象だ(実際に食べるのに5分しかかからない)。 ざるそばとはいえ、日本式のざるそばを期待してはならない。まったく別物と思った方がよいだろう。お盆にワンセットになって出てくるのは、大根おろし、みじん切りにしたネギ
今年夏に限定発売されている1980年代のコカ・コーラの復刻ボトル(写真中央の瓶)とヨーヨー。昔を懐かしむ心も「刺激」して、需要の掘り起こしにつながるか 「コカ・コーラの人気動向を、いつも気にしています。僕にとって身近な存在ですから」 と話すのは、コカ・コーラファンで、庶民文化研究家の町田忍さん(56)だ。 戦後しばらくアメリカ軍の関係者だけに販売されていたコカ・コーラが、日本人に解禁されたのは、1957年。日本で製造販売が、この年始まった。町田さんは、それより前の小学生時代に初めて飲むことができた。近所に住む外国航路の船員が、海外で売られていた瓶入りコーラをお土産に持ってきてくれたのだ。 「未体験の味と刺激に驚きました。瓶に描かれているロゴも、実に格好いいと感じました」 と、すっかり虜に。その後、学生時代の68〜72年には、コカ・コーラの配送アルバイトを勤めた。東京・赤坂界隈の担当地区を、
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