猪瀬直樹前知事の辞職に伴う東京都知事選が9日投開票され、無所属で新人の舛添要一元厚生労働相(65)が、前日弁連会長の宇都宮健児氏(67)=共産、社民推薦=、細川護熙元首相(76)、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)ら無所属や諸派の新人15人を退け、初当選を確実にした。原発の是非を含むエネルギー政策や首都直下地震に備えた防災対策などが争点となった。
NHK経営委員で、現在映画化が大ヒットしている小説「永遠の0」などの作者として知られる作家・百田尚樹氏が、東京都知事選に立候補している田母神俊雄氏の応援演説で「南京大虐殺はなかった」という自説を展開したことで波紋が広がっている。BBCやTIME誌などの海外メディアもこの発言を取り上げており、靖国問題に引き続き歴史認識問題がクローズアップされている形だ。 演説の内容は? 百田氏の演説は、以下の動画でアップされている。この中で百田氏は、米軍による東京大空襲や広島・長崎の原爆投下にいて「悲惨な大虐殺」として、「これをごまかすため」に東京裁判をおこなったという歴史観を述べた上で、「1938年に、蔣介石が日本が南京大虐殺をしたとやたら宣伝したが、世界の国は無視した。なぜか。そんなことはなかったからです」と発言。欧米の記者は現地にいたために現実を見ており、蒋介石の噓を信用しなかったのだと述べ、「戦後初
私は普通の思考回路の人間である。もし「南京30万人大虐殺」の決定的証拠が出てきたら、その事実を認めるにやぶさかではない。しかしながら現在、肯定派、否定派の双方から出されている資料を見る限り、またその歴史的経緯を鑑みれば、「大虐殺」は捏造によるものと読み取れる。
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