「インカ帝国の成立」(インカていこくのせいりつ)は、つボイノリオが2006年に発表した、インカ帝国建国に関する伝承を題材とするコミックソングである。 概要[編集] 11番までの歌詞から構成される6分58秒の曲である。楽曲はエンディングにAメジャーが登場する以外はAマイナーとGメジャーの2コード(和音)のみで作られており、スリー・コードを基本とするパンク・ロック以上にシンプルである。アレンジには歌詞の意図を汲み、フォルクローレ音楽がモチーフに取り入れられている。 歌詞は主人公であるマンコ・カパックが、苦難の末インカ帝国の初代皇帝となる経験を歌い上げるものとなっている。一方で「マンコ」という名前が日本語では女性器を意味する隠語と同じ発音であることに着目して、部分的にわざと卑猥に聞こえる歌詞にし、歌い方もその部分だけいやらしくしている。これは同作者の「金太の大冒険」などと共通した手法(ダブル・ミ