今年度計画見直し　発売収入１２億円増の１３０億円 県競馬組合は、２０１１年度の年間収支計画の見直しを行った。第２期（５月１４日～９月２６日）までの収支実績を踏まえたもので、収入面では発売収入を１２億１０００万円増の１３０億６５００万円に上方修正。一方、支出面では、販売費・管理費を３億３７００万円増の４２億８０００万円とした。販売関連機材の更新など、１２年度以降に予定していた計画を前倒しするもので、これにより組合側は後年度の運営費を削減するなど収支改善を図りたい考えだ。 同組合の運営協議会で了承された見直し計画によると、収入の大きな柱となる岩手競馬の発売収入は、変更前の１１８億５５００万円から上積みした。第２期までの実績が計画額を上回るなど顕著に推移したことが要因。ただし、第３期以降の発売額については、今後の降雪などのリスクも勘案しており、これまで通り当初計画額をベースに１日当たりの発売

2011年10月18日 【岩手】岩手競馬へのご支援、ご協力に関する報告について カテゴリ：岩手競馬 岩手競馬へのご支援、ご協力に関する報告について 平成２３年度の岩手競馬は、東日本大震災の発生により、当初の開幕予定を延期し５月１４日に開幕しましたが、１０月１０日には「岩手競馬を支援する日」をJRA日本中央競馬会、全国の地方競馬主催者に実施いただくなど、これまで、各主催者、関係団体、そしてファンの皆様をはじめとする多くの方々からご支援、ご協力を頂きながら開催して参りました。 これまで頂きました多大なるご支援、ご協力につきまして、深く感謝申し上げますと共に下記のとおりご報告いたします。 〔平成23年10月18日現在〕１　寄附金・見舞金（頂いた順に記載しております。） 地方競馬全国協会　様 1,000,000円 株式会社日本レーシングサービス　様 3,000,000円 ＪＲＡ日本中央競馬会　様

アール・ナック、6月末で解散　競馬事業低迷で Tweet 岩手競馬関連の情報処理、サービス業のアール・ナック（盛岡市、資本金１億５千万円、山崎真一社長）は競馬事業の低迷で健全運営が困難とし、６月末で会社を解散する方針を固めた。同月１５日の定時株主総会で決議する。主力の馬券発売システム事業は県競馬組合に移し、職員は県競馬振興公社で再雇用される見通し。東日本大震災が会社解散を早めた形で、岩手競馬の苦境を反映している。 同社は５月中旬の決算取締役会で、解散の決議を株主総会に提案することを決定。背景には売上高減で厳しさを増す経営事情と筆頭株主の競馬組合への経営支援の面がある。 同社は１９９１年に設立。現在は競馬組合の委託による馬券発売システムの運用保守、競馬場の売店・食堂運営などに特化している。 岩手競馬の存続条件の「収支均衡」への協力で委託料の削減に繰り返し応じ、売上高は年々減少。２０１０年度

県競馬組合（管理者・達増拓也知事）が運営する２０１１年度の岩手競馬は１４日、盛岡市新庄の盛岡競馬場で開幕した。東日本大震災の影響で約１カ月半遅れたものの、スローガンに掲げた「がんばろう東北　心をひとつに　岩手競馬」と印字されたズボンを各騎手が着用して熱戦を展開。人馬一体で復興に向けた元気を発信した。 オープニングセレモニーでは、震災犠牲者に黙祷（もくとう）をささげた後、左腕に喪章を着けた菅原勲騎手が「馬と騎手が心を一つにしてゴールを目指す姿を届け、復興に向けた元気や希望につなげたい」とあいさつ。副管理者の谷藤裕明市長も「魅力あるレースを見てもらえるよう全力で取り組む」と決意を示した。 開催に当たっては、日本中央競馬会（ＪＲＡ）や地方競馬全国協会のほか、全国の地方競馬関係組織などからも多数の支援が寄せられ、スローガン入りのズボンも、兵庫県騎手会から贈られたという。 第１回の盛岡開催は、