ライトニングネットワークが、注目を浴びてきている。 日本語では、ほぼ解説されたものがゼロなので、フォローしておきたいと思う。 ライトニングネットワークとは、少額支払いを可能にし、手数料を削減し、ビットコインをスケールさせるためのソリューションである。 ビットコインでは、少額支払いは無理で、決済に10分かかり、手数料が高いため、実用性がないという批判が多い。 ライトニングネットワークでは、 ・ミリ秒単位で何千のトランザクションが可能 ・採掘コストは、チャネル作成時と、チャネルクローズ時のみ ・1satoshi単位(0.0001円)といった、超少額支払いが可能 ここまではペイメントチャネルと同じだが、多段階の支払いができるようになったのがライトニングネットワークだ。支払いチャネルのネットワーク化である。 http://blockchainstuff.eu/the-bitcoin-lightni
1月の7日からラスベガスにて開催されたCES に3年ぶりに参加した。 一般公開は9日からであるが、メディア向けのイベントが7日からあったので、今回はキーノートやメディアセッションを中心に見ることにした。 狙いとしてはそれぞれの企業が未来に向けてどのようなビジョンを持って取り組んでいるのかを知ること。 展示会だけからではわからない、包括的な視野でのテクノロジーの未来と企業の将来がクリアに見えて来る内容であった。 巨大すぎる展示会通常、CESといえば「世界最大の家電市」とも言われ、巨大なコンベンションセンターに加え、複数のホテル会場を貸切裏、20万人以上の来客と4,000近い出展企業がひしめき合う「巨大展示会」のイメージ。 実は一番興味深いのは、展示会よりも個々の企業によるメディア向けのセッションである。 展示場で展示してあるプロダクトは「近い将来に販売される商品」か、「こんなこともできますよ
Welcome to the Woods Walk among old growth coast redwoods, cooling their roots in the fresh water of Redwood Creek and lifting their crowns to reach the sun and fog. Federally protected as a National Monument since 1908, this primeval forest is both refuge and laboratory, revealing our relationship with the living landscape. What will you discover in Muir Woods?
高橋さんがお勧めする2017年刊行書籍の2冊 次に、2017年刊行された書籍のうち、高橋さんがお勧めしたい書籍として『Androidを支える技術』の2冊を取り上げました。著者の有野和真氏からのコメントも届き、あわせて紹介しました。 『Androidを支える技術〈Ⅰ〉 ──60fpsを達成するモダンなGUIシステム』と『Androidを支える技術〈Ⅱ〉──真のマルチタスクに挑んだモバイルOSの心臓部』を紹介する高橋さん 『Androidを支える技術』の書籍内容を説明するために用意されたフリップ。しかしイベントでは簡単に紹介するのみにとどまりました。ここに掲載しておきます 2017年の特徴 また、2017年に刊行された書籍のうち、2017年の話題であり、数多く刊行された書籍ジャンルとして「Python」「機械学習・人工知能」「ブロックチェーン」を挙げ、各ジャンルの書籍を紹介しました。
pdf.js-controllerというライブラリを書きました。 名前の通りmozilla/pdf.jsを扱うものです。 PDFをスライドのようなページめくりをするものを作るときに簡単に作れるようにする目的で作成しています。 実際に以下のスライドはこのライブラリを使って動作しています。 https://azu.github.io//slide/2015/year-end/pdf.js.html 使い方 インストールして、以下のように書くだけでとりあえずpdfを表示できます。 普通にpdf.jsを扱うと文字列の選択ができない、日本語が文字化けする、リンクがクリック出来ないなどハマりどころがたくさんあります。 このライブラリではpdfjs-distのディレクトリをpdfDistDirで指定する以外はあまり意識しなくても自動的にやってくれます。 (pdfjs-distはdependenciesと
はじめまして、開発基盤部フロントエンドエキスパートチームの小林(@koba04)です。 チームメンバーがまだひとりなので、仲間を募集中です! macOS High Sierra及びiOS11のSafariで導入されたIntelligent Tracking Preventionについて紹介します。 詳細は、下記のWebKitのブログに書かれていますが、Intelligent Tracking Preventionはクロスサイトトラッキングを制限することを目的とした機能です。 Intelligent Tracking Prevention クロスサイトトラッキングとは まず最初にクロスサイトトラッキングとは、複数サイト間でのユーザーの行動をトラッキングすることです。 クロスサイトトラッキングを行うには、トラッキングしたいサイトに、Cookieを設定した共通のリソースを埋め込みます。 これによ
あけましておめでとうございます。河内です。 数ヶ月前に aws-vault を使い始めて安全の高まりを感じるので紹介します。 AWSのサービス上では IAM Role をできるだけ使ってアクセスキーを使わないようにしていますが、ローカルでの開発時にIAMのアクセスキーを利用することはあります。 アクセスキーが漏れると困ったことになります。 本番環境で利用している AWS アカウントで漏れると、付与している権限次第では機密情報が漏洩したりサービスが壊される可能性があります。 また開発環境としてのみ利用しているAWSアカウントであっても、ビットコインのマイニングなどで容赦なくリソースを消費され高額な請求が来たりする可能性ががあります。 そのようなことが起きないようにアクセスキーは安全に管理する必要があります。 通常はAWS SDK のデフォルト参照先である ~/.aws/credentials
電話・SMS・ビデオ・チャット等、様々なコミュニケーションチャネルの融合を可能とするクラウドコミュニケーションAPIサービス「Twilio」の紹介と、コールセンター業界の昨今のトレンド、最新情報のご提供。そしてりらいあコミュニケーションズ株式会社におけるTwilioの活用事例と今後の取り組みやマッシュアップソリューションズ株式会社様によるスワローインキュベート社の感情認識技術を用いたコールセンターでのTwilioの活用方法をご紹介します。 ※本セミナーは無料でご参加いただけますが、当日の無断キャンセル等された場合は次回以降参加をお断りさせていただく場合がございますので、予めご了承ください。 Twilio for KDDI Web Communications Twilio事業部 エヴァンジェリスト 高橋 克己 2001年より大手通信事業者の法人サービスの教育に携わり、企業における電話のしく
ちょっとおおげさなタイトルですが、Ethereum を使って広告配信システムっぽいものをつくれないかと思い、実験として酔った勢いで作ってみました。下に表示されているやつは、Ethereum のブロックチェーン上に記録された情報をもとに JavaScript で広告を表示しています。(広告配信というとそれっぽく聞こえるのですが、Ethereum に広告配信時間と広告テキスト・ URLが記録してあるだけです。) この広告を表示する JavaScript 自体はサーバに置いてありますが、いつ・どのような広告を表示するか?といった情報はブロックチェーン上に乗っかっています。なので、クライアントが Ethereum のブロックチェーン上の情報を読みにいくことができれば、広告用のサーバに広告をリクエストすることなく広告を配信することができます。なお、広告枠が購入されていない状態(いわゆる空き枠)だと、
ExpressRouteとは、オンプレ環境~Azure 間をBGPにて経路交換を行い、閉域網で接続する帯域保証型サービスです。よって、安心・安全・高品質な回線を利用できます。 利用するには、Azureの仮想ネットワーク上に[ExpressRoute Gateway]を作成する必要があり、パフォーマンス別に用意されています。 [Standard:1Gbps / High Performance:2Gbps / Ultra Performance:10Gbps] ※それぞれにゾーン冗長モデルがある 保証帯域は、下記速度から選択可能。 [50Mbps,100Mbps,200Mbps,500Mbps,1Gbps,2Gbps,5Gbps,10Gbps] あとは、Azureからの「送信データ転送量」を[無制限] or [従量課金]から選択するだけです。 ※送信データ転送量は、MSEEから送信されるデー
こんにちは。「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」を運営する、Dainです。 今回は、何かと気持ちをあらためたくなる年明けらしいテーマでお話ししたいと思う。それは「健康」。 健康とは何か? WHO(世界保健機関)によると、健康はこう定義されている。 健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあること (公益社団法人 日本WHO協会 - 世界保健機関(WHO)憲章 より抜粋) そう考えると、健康であることのハードルは、けっこう高いと言える。なぜなら「体の調子が良くないけれど、病院に行くほどでもない」という状態は、健康ではないことになるから。 この「健康ではない」は、けっこうな幅がある。 まず、医者に行く場合。悪寒で震えが止まらないとか、日常生活に支障をきたすほどの痛みとか、毎晩眠りたいのに眠れ
プロテインと聞くと、日本では、たんぱく質を摂取するサプリメントとして認識されていることが多い。プロテインの語源は、古代ギリシャのことばで、「プロテイオス」ということば。意味は「もっとも重要なもの」という意味だ。 その重要度を表すかのように、人間の身体は、水とプロテイン(たんぱく質)の塊といっても過言ではない。筋肉はもちろん、内臓、骨、血液、髪の毛、皮膚、爪に至るまでたんぱく質からできている。 たんぱく質が不足するとヒトの身体は、様々な部分が機能不全に陥ってしまう。 そうならないためにも、人間にとって「もっとも重要な栄養素」である「たんぱく質」を適切に摂取するようにしたい。 たんぱく質の必要量について、「日本人の食事摂取基準」によると、成人だと体重1kgあたりおよそ1gが、健康的な生活を送る上で最低限必要な量と考えられている。つまり、特に運動をしていない一般人であれば、体重1㎏あたり1gでこ
11月末に出版された「プロを目指す人のための Ruby 入門」を読んだ.12月は少しバタバタしていて,読むのが遅くなってしまったけど,以下の企画に応募をしたら当選した.ありがとうございます👍 blog.jnito.com はじめに 本書はタイトルに「入門」と書いてあるけど,正確にはプログラミングの入門書ではなく,最低限のプログラミングのスキルと Ruby のスキルが必要になる.まえがきにも似たようなことが書かれていて,その通りだなと思った.とは言え,本書はすごくキレイな流れで解説されているので,じっくり読み進めることで,プログラミング初学者でも十分ステップアップに活用できるようになっていた.なお,僕のスキルレベルとしては Ruby / Rails 歴3年ほどで,インフラの自動化を Ruby で書いたり,個人ツールを Rails で書いたりしている.また,TechAcademy で Rai
"Designing Data-Intensive Applications"は濃密すぎる一冊だったので2018年の自分にも読んでもらいたい 分散システムに関する理解を整理するための一冊として素晴らしい、という声があり気になっていた "Designing Data-Intensive Applications" を一通り読んだ: https://twitter.com/frsyuki/status/846431130437890049 僕のような「用語としては知っている」程度の新人に「なぜそれが大切なのか」「なにが難しいのか」といったポイントを丁寧に説明してくれる、学びの多い充実の一冊だった。 冒頭では『早すぎる最適化(不要不急のスケーラブルなシステムの構築)は制約が増えてシステム設計が不自由になるだけなので無駄』という事実に触れ、適切なツールを選択することの重要性を説いている。本書が50
五島 6月頃からいろんな病気をしましてね、最後は心不全にまでなりました。心不全というのは死に至る病で、程度にもよりますが、たいてい生き返らないんだそうですよ。 ―― 無事に復活されたわけですね。 五島 ようやく退院して、退院後間もなく88歳になりました。 ―― 米寿を迎えられたということで、おめでとうございます。 五島 いえいえ、とんでもないです。何がめでたいって話ですよ。友達ももうずいぶん死んでますし。週刊誌で一緒に仕事した仲間も、たいてい辞めるか、亡くなるかしてますからね。 母に受け継がれた話の中に、黙示録や予言の話があった ―― 今日は、五島さんが週刊誌のライターとして活躍していた時代についても伺いたいのですが、まずはやはりノストラダムスから始めさせてください。1973年に出版された『ノストラダムスの大予言』は大ベストセラーになりましたが、最初から予想されてましたか? 五島 いや、私
What's this? Docker, Inc is Dead の翻訳記事です。 ご本人の許可は取っていますが、僕が英語ペラペラではないため、読み辛いのはもちろん、一生懸命訳してはいますが誤訳・ミスリードなどあるかもしれません。 ですので、100%正確な内容を把握したい方は原文をお読みください。また、ここ間違ってるよ!ニュアンスが違うんじゃない?などありましたらお気軽に(優しく)コメントいただけると幸いです。 Docker, Inc is Dead / Docker社は死んだ Dockerにとって、2017年は非常に辛い1年だったと言っても過言ではありません。Uberを除いて、より活用され、賞賛され、十分に資金提供を受けたシリコンバレーのスタートアップの中で、Dockerが2017年に行ったような悪手を打ったスタートアップは思い浮かびません。人々は2017年を、ソフトウェアの偉大な一部分
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