事実無根の誹謗中傷をツイッターに投稿されたとして、セブン-イレブン・ジャパンの永松文彦社長が発信者情報の開示をもとめた裁判で、東京地裁は権利侵害を認め、発信者の情報開示を命じていたことが3月9日までにわかった。2月14日付の判決は確定している。 永松氏が問題としたのは、2022年7月15日に投稿されたツイート。 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の田中富広会長と、永松氏の顔写真を並べた画像を添付したうえで、「勝共連合・原利研・統一教会の田中と、セブン社長永松の人を騙して詐欺する奴の、カルトの目がいっちゃってる度そっくり!」と記載したものだ。 東京地裁の味元厚二郎裁判官は、このツイートが、永松氏の社会的評価を相当程度低下させると認め、永松氏の名誉権と名誉感情を侵害すると判断した。 判決文などによると、このツイートを投稿したアカウントは、「コンビニ関連ユニオン」を名乗るアカウントとされている。