霧島山・新燃岳噴火 気象庁、噴火警戒レベルを「2」から「3」に引き上げ入山規制行う 鹿児島と宮崎の県境にある霧島山の新燃岳(しんもえだけ)が26日に噴火し、ふもとの街では、火山灰のため道路が通行止めになるなどの影響が出た。気象庁は、噴火警戒レベルを「2」から「3」に引き上げ、入山規制を行っている。 新燃岳では26日午前7時半ごろ、小規模な噴火が発生して以降、噴火活動が続き、一時、噴煙が高さおよそ1,500メートルにまで達した。 地元の人は「びっくりしました。桜島じゃない方角なんで」と話した。また宮崎県では、都城市や宮崎市など広い範囲に火山灰が降り、視界不良などのため、一部道路が通行止めになるなどの影響が出た。 気象庁は、噴火警戒レベルをこれまでの「2」から、登山禁止や入山規制が必要とされる「3」に引き上げ、警戒を呼びかけている。また、今後さらに活動が活発になる可能性があり、新燃岳から2km