世界遺産を効率よく、ゆったりと巡る「京都ひるバス」 コンチキチン♪ 祇園祭の本番を控えて、京都の夜にお囃子稽古の音色が響く季節がやってきた。三大祭に桜や紅葉、世界遺産など京都は見どころも多いが、観光渋滞も激しい。四条通りの1kmほどの区間は、バスの停留所2つ分を進むのに、30分以上かかったという経験をお持ちの方もいるだろう。 そんななか、渋滞箇所を避けたルート運行で観光スポットを効率よく回れるバスが、今年4月から運行を開始して注目されている。乗り降り自由の観光バス「京都ひるバス」(運営・京都まちづくり交通研究所、運行・京阪バス)だ。 もともと、ロンドン、パリ、バルセロナ、サンフランシスコなど海外の観光地では、乗り降り自由のガイド付きバスは「hop-on hop-off」と呼ばれ人気が高い。日本では、まだ福岡の天神などごく一部にしかないが、このhop-on hop-offバスの京都版を運営し
