台湾でWHOへの反発広がる テドロス発言、不信増幅 2020年04月15日07時11分 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長=3月11日、ジュネーブ(AFP時事) 【台北時事】新型コロナウイルスをめぐり、台湾で世界保健機関(WHO)に対する反発が広がっている。WHOトップのテドロス事務局長が先週、自身がインターネット上で人種差別的な中傷にさらされているとした上で、「個人攻撃は台湾から来ている」と主張したことが発端。蔡英文総統は発言に強く抗議し、民間でも反論広告を米紙に掲載する有志の活動に多くの支持が集まった。 米、WHO拠出金停止へ 新型コロナ「中国寄り」批判―トランプ氏 「お金を出し合ってニューヨーク・タイムズの紙面を買って真実を伝え、テドロス氏の悪意ある攻撃に反論しよう」。発起人の募金呼び掛けに対し、約2万7000人が呼応。14日までに当初目標の400万台湾ドルの5倍近い1900万
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