日本サッカー協会が、日本代表の森保一監督(53)の解任と後任監督の検討に入っていることが8日、分かった。W杯アジア最終予選で3戦1勝2敗と苦戦。12日のオーストラリア戦(埼玉)で引き分け以下に終わった場合、監督解任の可能性が出てきた。後任候補には現在、J1東京を率いる長谷川健太監督(56)が挙がっている。日本協会はできる限り現体制をバックアップする構えだが、次戦の結果次第で監督交代は現実味を帯びる。 【写真】W杯アジア最終予選の日程と結果 ◇ ◇ ◇ 日本協会が、最悪を想定した準備を進めていることが分かった。最終予選で開幕から3戦2敗と結果が出ない森保ジャパンの現状をふまえ、長谷川監督を筆頭候補に後任をリストアップしている。同監督は現役時代、日本代表として森保監督と同じくドーハの悲劇を経験。最終予選の厳しさを肌で知る1人でもある。 7日のサウジアラビア戦(ジッダ)で0-1と敗れた。