1892年 - 遼寧省開原に生まれる。 1934年 - 1931年以来続いたムスリムによる反乱を鎮圧し、新疆省の実権を握る。 1939年 - 訪ソしてスターリンと会談。ソ連共産党へ入党する。 1941年 - 独ソ戦開戦。この後、盛世才は、ソ連陸軍を撤退させる。 1944年 - 中国国民党政府の農林部長となり、新疆を離れる。 1949年 – 国民党と共に台湾に逃亡。 1970年 - 台湾で死去。 盛世才は、1892年に遼寧省開原に生まれた。1917年に日本の明治大学に留学したが、ヴェルサイユ講和会議での旧ドイツ権益の日本への譲渡や、1918年5月の「日華軍事防敵協定」の締結に憤慨して、中国に帰国。その後、国民政府の軍官学校である雲南講武堂韶州分校に入学した。 その後、奉天軍閥の郭松齢の支援により、日本の陸軍大学校に留学。1930年には、新疆省政府からの招きで、新疆に赴き、当地の軍官学校の教官