paizaでWebエンジニアをやっています藤田と申します。 「今期は技術記事6本書きます」と自ら目標にしておいて、4か月ぐらい記事を滞納していた良心の呵責に耐えかねて投稿いたします。 今回の記事では、不要コードの削除に関するモチベーションをあらためて整理するとともに、以前noteで私が執筆した記事の続編として実運用について説明します。 CI/CDであまり語られない課題 -不要コード- プロダクション開発を進めるにあたり、自動テスト(ユニットテストやブラウザテスト)を書くとか、CIやlintingはほぼ常識化していると考えます。 自動テストを書けば、ある挙動が維持されていることを保証できるとともに、コードパスの検証状況(カバレッジ)を可視化できます。 実装とテストがどんどん増えていき、正常系と異常系の動作は十分に確認できたとします。 一方時の試練に耐えられず、不要となったコードはどうなるので
アメリカに来て1年が経ったので、1年で思い出深かったことなどをざっと振り返ろうかと思う。 2023春 2023夏 これから アメリカに来た過去の経緯などは以下を参照。 blog.pco2699.net blog.pco2699.net 2023春 2023春は今振り返っても「コンパイラデザイン」という授業が地獄だった、という記憶しかない。 www.cs.cmu.edu コンパイラデザインはCMUの中でOSと双璧をなす、課題がエグい授業として有名なのだが、噂通りであった。 www.quora.com The work is spread fairly evenly throughout the semester; each assignment is similarly sized, and they all have the same amount of time, roughly. It
店内に設置されたカメラとAIを使用し、コーヒーショップが店員の勤務や利用客の滞在時間を詳細に追跡している模様を収めたコンセプトムービーがSNSで公開され、さまざまな意見が寄せられました。 チェコのAI団体・Česká asociace umělé inteligenceのエグゼクティブディレクターであるLukas Benzl氏は、「このコンセプトは、コーヒーショップがAIを使ってバリスタと顧客を分析する方法を示しています。時間のあるうちに、ダブルチョコレートチップフラペチーノとプライバシーを楽しんでください」とXに投稿しました。 This concept shows how a coffee shop ☕️ can use AI to analyze baristas and customers. Enjoy your Double Chocolate Chip Frappuccino a
HomebrewパッケージのインストールやアンインストールをGUIで行うことが出来る「Cork」のデモ版がリリースされています。詳細は以下から。 以前、Homebrew Caskで配信されているアプリをGUIで管理できるアプリ「Applite」を紹介した際に触れた、HomebrewをGUIで管理できるアプリ「Cork」のデモ版が新たにリリースされています。 The Ultimate Homebrew Companion With Cork, you can say goodbye to the Terminal. Cork: The Homebrew GUI for macOS – corkmac.app USU SolutionsのDavid Burešさんが昨年末から開発しているHomebrewのSwiftUI実装で、Appliteと異なりCaskアプリだけでなく、Formulaeパッ
こんにちは、SREグループの岡田です。 モノタロウではモノタロウのクラウドネイティブ化の取り組みについて - MonotaRO Tech Blog にも記載されているようにシステムのモダナイズに取り組んでおり、その一環でEKSのPoCそして実際にECサイトの裏側のAPIを対象にコンテナ化に取り組みました。 この記事では移行時に起こったトラブルとハマったポイントの1事例をご紹介します。 前提 起こったトラブル トラブルシュート 1. 問題の整理と仮説 2. 検証 検証1.Podのステータスがterminate状態になってから削除されるまでの時間を変えてみる。 検証2.Pod Readiness Gateを試す。 検証3. ALBのDeregistration delay(登録解除までの待機時間)を短くしてみる。 分かった事 ALBを含めたPod入れ替え時の挙動 EKSにおけるトラブルシュート
サバンナ便り ~ソフトウェア開発の荒野を生き抜く~ 第7回テストコードの認知負荷 ~テストの名前、構造、情報量を工夫する~ 開発の現場では、既存のテストコードから仕様を読み解く機会がよく訪れます。そのようなとき、テスト対象の仕様やテストの意図を読み解きやすいテストとそうではないテストがあることに気付きます。今回はテストコードの読み解きやすさに寄与する要素を考えます。 認知資源と認知負荷 人間は何かを読み解くときに脳のリソース(脳内のワーキングメモリ)を使います。リソースの量は有限で、個人差があります。このような脳のリソースは「認知資源」と呼ばれています。 人間が何かを読み解くときに認知資源が何にどのくらい割かれているかという概念を「認知負荷」と言います。「どのくらい」は状況に左右されます。たとえば、読み解く対象を知っているかどうかで認知資源が割かれる量は変化します。「何に」も状
tl;dr オブザーバビリティにはあなたの直感よりもお金がかかるかもしれない。でもそれはアジリティを上げるために必要なコストである。同時にオブザーバビリティ関連ベンダーには、それらをリーズナブルに提供してもらうことを期待します。 オブザーバビリティ・エンジニアリング輪読会 8月からVPoEになりました。id:Songmuです。 社内の勉強会で輪読形式でオブザーバービリティ・エンジニアリングを読んでいます。毎週30分、参加者の中から発表者を割り当て、1~2章を読み進めるスタイルです。 ちなみに、ヘンリーではActive Book Dialogue(ADB)というフォーマットも取り入れて輪読会が運営されています。社内で同時並行で数本走っており、先日、CEOの逆瀬川が書いたソフトウェア見積もりに関する輪読会も同様の形式で実施しています。 発表者は、事前に社内のNotionにその章のアウトラインや
バックエンドエンジニアの徳富(@yannKazu1)です。先日、メドピアのメインサービスであるmedpeer.jpで使われているデータベースエンジンを、MySQLからAurora MySQLへと移行しました。今回はその移行のプロセスについて詳しくお話しします。 移行したデータベースの簡単なインフラ構成 移行方針 今回移行するデータベースは複数のアプリケーションから参照されており、ダウンタイムによるユーザー影響が大きいため、移行方針の検討の段階で重視したのは、ダウンタイムの最小化でした。これを達成するために、DNSのCNAMEレコードと、Auroraのリードレプリカを活用し、移行させることにしました。 DNSのCNAMEレコードの使用 データベースエンドポイントをアプリケーションに直接記述する代わりに、DNSのCNAMEレコードを利用して間接的に参照するようにしました。これにより、データベー
はじめに ITの世界で「低レイヤ技術」と呼ばれるものがあります。明確に定義されているわけではありませんが、アプリケーションのような直接エンドユーザに触れる部分ではなく、しかもなるべく生のコンピュータに近い部分、たとえばOSカーネルやコンパイラ、CPUを開発する技術などがあります。これらの技術に明るい人はそうそういないのですが、「やってみたい」という根強い人気があります。 学生のかたでもセキュリティキャンプなどで実際にある程度身につけてしまうような人もいます。そしてますますこの手の技術に趣味としてのめり込んでいって楽しくなる…というところまではいいのですが、「ではこの技術を会得した先に何があるのか」と不安になる人も多いようです。とくに学生さんの場合は「低レイヤ技術を使って今後なんらかの仕事をして生きていけるのか?」といったことが気になるようです。今日もそのような話を少し耳にしたので、自分の経
AI & MLLearn about artificial intelligence and machine learning across the GitHub ecosystem and the wider industry. Generative AILearn how to build with generative AI. GitHub CopilotChange how you work with GitHub Copilot. LLMsEverything developers need to know about LLMs. Machine learningMachine learning tips, tricks, and best practices. How AI code generation worksExplore the capabilities and be
Game*Sparkでもレビューを2件掲載しており、どちらも★3つの満点評価。ひとつ目はオープンワールド探索のモチベーションがマスターソードという存在によって掻き立てられること、ふたつ目は新能力によって賢くズルをしたくなる体験や人とシェアしたくなるような自由さを引き出しているという観点から本作を評価しています。 そしてもう一つ、同作並みに評価されている作品があります。それは、Larian Studiosが開発する『Baldur’s Gate 3』です。本作はTRPG「ダンジョンズ&ドラゴンズ」第5版をベースに作られた世界を冒険するパーティ制RPGで、ナンバリング前作よりおよそ23年ぶりに正式リリースされました。 日本よりもTRPG文化が浸透しているうえ、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」が本当に有名な海外でも「D&D」の魅力を存分に引き出しているとして高く評価されており、歴代のRPGの中でも最高
週末と有給を利用し、日本7周目をマイカーで巡るサラリーマン。走行距離・立ち寄りスポット数は、おそらくアマチュア日本トップクラス。 > 個人サイト 週末大冒険 ドライブをしているといろんな食事処が目に入る。 看板であったり、幟であったり、店内の照明であったり。そういった要素から、「おっ、あのお店は営業しているな。じゃああそこでご飯にしようかな。」と考えるのだ。 流れる景色の中にいただけのアイツ 僕は無知であった。 北海道を何周もしており、そのお店の前を何度も走っていながら、"お店"として認識していなかったのだ。 これはいけない。 そう思って固い決意をして現地訪問したのは、昨シーズンである2022年のことだった。 「かに太郎」。 この名前を知ることで、この建物のことを"廃墟"ではなく"食事処"だと認識する。 食事処には名前がある。 すなわち僕らは、今この瞬間からこの店名を覚えておかねばなるまい
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