ハラルフードのお店でマトンのビリヤニを注文したら ムスリムのおじさん店主に「最後だからライタないけどいい?」と言われた ライタってなんだっけと思っていたら「ヨーグルトソース無いから100円引きにするけだいじょぶ?」とのことだった 「大丈夫です」と伝えて、しばらく経って、マトンのビリヤニがやってきた パサパサの米とマトンをスプーンでかっ込んでいると、店に電話がかかってきたらしく、 店主のおじさんは奥へ引っ込んでいった 小さな店でお昼のピークを過ぎていたのでお客は私一人、店員は店主のみなのでその場には私しかいない マトンの骨とクミンシードと明らかに辛そうな青唐辛子をよけつつ香味のついたジャスミンライスを汗をかきながら口に放り込んでいた スピーカーにしているのか、おじさんの電話の相手の声が聞こえてきた 「耳の聞こえない方からの依頼で電話しているのですが」 「はい、どういったご用件ですか?」とおじ