小雨の中、沖縄の那覇新港に停船する「飛龍21」 さかのぼること5月のある朝、ぼくは沖縄の那覇新港にいた。本当は帰省先の鹿児島から東京へ直帰する予定だったのを取りやめ、わざわざ飛行機でここへ来た理由はただ1つ。フェリーの日本最長航路に乗船するためだ。 現在の日本最長航路はマルエーフェリーが運航する貨客船「飛龍21」の沖縄~東京間。総距離は1743キロ。直行便ではなく途中で鹿児島県の名瀬港と志布志港に寄ると、乗船時間は上り約47.5時間、下りは約50時間、どちらにせよ2泊3日船の上にいることになる。寄港地以外はほぼ電波が圏外で、通話もネットも使えないので、かなり暇に悩まされる乗り物だ。 とりわけ恐ろしいのはコストパフォーマンス。沖縄~東京間の運賃は、最安の2等客室で片道2万7230円になっている。 今のご時世、閑散期の格安航空券を狙えば、沖縄~東京間は片道約2時間・1万円以下で行けてしまう。飛
Google アナリティクスも入っていない。改善に向けた手元データもない。このような状況からサイトのデザインは一切変えずに、ユーザー行動観察による仮説検証で、ウェブ経由の問い合わせ数を10倍にした自動車保険代理店のホームーページ改善プロジェクトの裏側を大公開! ホームページ改善の背景:ネット系損保の台頭で、新規営業に苦戦本記事では、社員数30名程度の官公庁向けの保険代理店が、徹底したユーザー視点でのホームページ改善により、自動車保険のウェブ経由問い合わせ数を10倍に伸ばした取り組みをご紹介します。まずは、この保険代理店が置かれていた背景を簡単に整理します。 背景1:対面営業がないビジネスモデルこの保険代理店は官公庁に特化していることで、「団体扱保険※」という制度があり、それがサービス上の強みとなっていました。また、官公庁内の情報誌に広告を出すなどの地道なプロモーションを継続していたため、社
はじめに このシリーズは、Cytoscapeを使ってやIPython Notebook、Pandasなどのオープンソースツールを利用し、公開データを元に実際のグラフ可視化を行う過程を紹介する、可視化の実践者向けの記事です。 第一回 第二回 第三回 第四回 更新履歴 8/17/2014(日): 一部図や文章にアップデートを加えました。 9/8/2014: 第四回でひとまず完結しました。 対話的な環境でのデータ加工 図1: 日本全国の鉄道システムを接続してグラフ化したもの。高解像度版はこちら はじめに 前回は、データソースからダウンロードしたファイルをIPython Notebookを用いて加工し、Cytoscapeに読み込ませるところまでを行いました。しかし前回の状態では、緯度と経度を用いてノード(駅)を配置する分には問題ないのですが、実際の路線データそのものはグラフになっていません。下の図
JR東日本は18日、ICカード「Suica(スイカ)」利用者の会員サイト「Suicaポイントクラブ」(会員約189万人)が15日午前1時半から約4時間、約29万6千回の不正ログインを試みるサイバー攻撃を受けたと発表した。 このうち延べ756人分の個人アカウントが不正にログインされ、会員のIDとパスワード、氏名、住所、電話番号、生年月日、メールアドレスなどの情報を閲覧された可能性があるという。 アカウントには、加盟店でのSuicaの利用額に応じたポイントがたまる。だが、ポイントを利用するにはSuicaを券売機に差し込むなどして受け取る必要があり、ポイントが盗まれたケースは確認されていない。 同社は、サイトのサービスの一… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事
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