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7月24日(ブルームバーグ):大型株の影響を受けやすいTOPIXへの投資は危険で、中小型株に収益獲得のチャンスが大きい――。独立系運用会社のレオス・キャピタルワークスのCIO(最高投資責任者)で、先に評価機関から最優秀ファンドの称号を得た「ひふみ投信」を運用する藤野英人氏は、日本株相場の現状をこう捉えている。 藤野氏は、このほど行われたブルームバーグとのインタビューで、利益伸長の有無で株価が決まるシンプルな原理に基づけば、運用の基本は「成長余地のある銘柄が多い中小型株」と述べた。TOPIXの時価総額上位銘柄は成長力に乏しく、大企業には「親方日の丸に近い公務員的な会社、持ち合いが強くガバナンスが効いていない会社、社内事情を重視する会社が多い」ため、投資妙味に欠けると言う。 藤野氏が運用を統括する追加型の日本株投資信託「ひふみ投信」は、23日時点の基準価格が1万2860円。2008年10月
特集記事/コラム 記事をEメールで送信 印刷用ページ 日銀リポート:金融システムは全体として安定-経営体力にばらつきも 9月30日(ブルームバーグ):日本銀行は30日、サブプライム(信用力の 低い個人向け)住宅ローン問題を契機とした世界的な金融市場の動揺が続く中、 日本の金融システムは「全体として安定した状態にある」ものの、「基礎的な 収益力の改善は足踏みしているほか、金融機関の収益力、経営体力のばらつき も拡大している」とするリポートを公表した。 リポートは日銀が半期に一度公表している「金融システムリポート」。国 内の銀行のサブプライム関連損失は「海外市場における問題の深刻化に連れて 拡大してきたが、証券化商品への投資家としてのエクスポージャーが大半であ ったこともあり、各金融機関の期間収益や経営体力の範囲内で吸収可能な規模 にとどまっている」と指摘した。 米下院で金融安定化法案が
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