「空き家」と「住宅困窮者」のマッチング事例―ステップハウスの実験的事業 ホームレス状態の人をはじめ、潜在的に住まいを失うリスクを抱えた人々が「安定した住まい」を確保、維持することを社会がどうサポートできるのか。 基金では、全国で846万戸(2018年総務省調査)と言われる「空き家」の活用がカギになると考え、住宅支援に取り組む団体との連携や、篤志的な家主の方から提供された空き物件の活用を通じて、住宅困窮者と空き家のマッチングモデルを模索しています。 その第一歩として、ホームレス状態の人が初期費用や保証人不要で利用できる「ステップハウス」の実験事業に取り組んでいます。 「ステップハウス」とは? 連携団体や、一般の家主の方から提供される空き物件を基金が借り受け、ビッグイシュー販売者をはじめとするホームレス状態の人に、低廉な利用料(15000円~)で提供する事業です。 初期費用、保証人なしで一定期
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