Pando Dailyで、現在のシリコンバレーで業界人に良く使われる単語が、一般人向けに解説されています。日本語でも既にバズっている言葉もありますが、シリコンバレーを目指す人は覚えておくといいかもしれません。いくつかご紹介。 イテレーション 繰り返しによる平凡な結果。「今回のイテレーションでは以下の新機能が追加されました!」を人間の言葉で言い換えると、「古いカスの上に新しいカスを積みました」となる。 ピボット スタートアップが失敗のことを戦略的転進と言い換えるための素敵な婉曲表現。熱くなりすぎている投資家の出資を受けていることが多い。 ソーシャルグラフ フェイスブックが作った、「友達のつながり」を印象的に表現するための何か リーンスタートアップ お金のないスタートアップから「ものをまともに考えられる人は誰一人僕らに出資しません」感を軽減し、「マラソン走者ってセクシー」感を付与する新語 ソロ
Pancake.io – Dropbox APIを使った、素人でもできるお手軽なウェブサイト作成サービス Pancake.ioは、Dropboxを使って手元のパソコンにあるファイル、それもHTMLではなくテキストファイルやマイクロソフトOfficeファイル、画像ファイルなどをそのままネットに公開できるという新サービスです。 Pancake.ioのサイトから登録を行うと、Dropboxのサイトに飛ばされて、 そこでPancake.ioからのアクセスを承認するかを訊かれます。 OKすると、接続完了のメッセージと、Pancake.ioをどうやって使うかが表示されます。使い方は、ここにあるように非常に簡潔です。 数分待つと、ローカルなPCのDropboxフォルダのAppsサブフォルダの下に、Pancake.io というフォルダができています。これがウェブサイトで公開したいファイルの置き場となります
“How do you pronounce English words and use them?”は、Embed Plusの新サービス。英単語を入力すると、その英単語を実際に使っている動画の使っている場面を探してくれるという単機能の検索エンジンです。 ボックスに英単語を入れると、右側にYouTubeの動画が複数出てきます。クリックすると、その単語が使われている場所のちょっと前から再生してくれるので、その単語がどのように話されているかを確認できるというわけ。 例として“honcho”を入れると、honchoを使った動画が二本、提示されました。 単にその単語だけの発音を知りたければ、電子辞書やGoogle翻訳の再生ボタンで聴いたり、オペレーティングシステムや付属ツールでも聴けたりしますが、「どのような文脈で使われていて、前後含めてどんな発音になるのか」といったことが確認できるので身にもつきや
今日公開されたFacesという動画は、ビデオカメラに映った顔をリアルタイムで他のいろいろな有名人に置き換えて表示するというデモです。 オバマ大統領の顔に、 スティーブ・ジョブズ前Apple CEO Faces from arturo castro on Vimeo. デモに使われている有名人は、パリス・ヒルトン、フィデル・カストロ、ウラジミール・レーニン、マリリン・モンロー、アンディ・ウォーホール、毛沢東、誰だっけ?、ブラッド・ピット、誰?、リーナス・トーバルズ、本人、マイケル・ジャクソン、サルバドール・ダリ、バラク・オバマなどなど。人によっては右下のヒントがないとさっぱりそう見えない人もいますが、特徴が良くでていてわかりやすいものもありますね。 使用しているとして上げられているJason SaragihさんのFaceTrackerは、リアルタイムに顔面上の点を、秒間に20-30フレームで
ツイッターの[設定]-[プロフィール]の一番下に、「ツイートをFacebookへ投稿する」というボタンが出るようになっていますね。 ボタンを押すと、フェイスブック側での許可を求めるダイアログが出て、 許可するとこんなになります。 この状態でツイッター側で投稿すると、 フェイスブック側にも同じつぶやきが投稿されています。 そういう第三者のFacebookアプリを使えば、今までも連動したい人はできていたのでしょうけど、公式が提供してくれるなら簡単ですね。この手の巨大サービスの公式による連動は、時として連動先からブロックされたりすることもありますが、フェイスブック側は何か対策しますかね。 転送されたつぶやきにフェイスブック側で反応があれば、ツイッターユーザーもフェイスブックに来て返事をしないとと感じるかもしれないし、ツイッターにとっては諸刃の剣的な新機能ですね。 なお、フェイスブックの方が人気の
ちょっと前から英語圏の掲示板で見かけるようになった話なのですが、英語のWikipediaを使ったこんなゲームがあります。 wikipedia.comを開いてください 検索で「English」を選んでください (日本語環境だとデフォルト日本語検索なので) 何でもいいから(ほんとうに何でもいい)検索してそのトピックを開いてください description(説明)にある一番最初のリンクをクリックします。(ただし、括弧の中に書かれたリンクは無視します。場合によってはスクロールしないと最初のリンクが見つからないこともあります) ひたすら前のステップを繰り返します 繰り返しるうちに、あなたはPhilosophy(哲学)のページについているはずです。すごいでしょう! 実際にやってみると、クリックを繰り返しているうちに本当にPhilosophyのページにたどり着いてしまいます。 # たまに辿りつかないパタ
先のエントリ「(Twitter の XSS 脆弱性に関連して) 構造化テキストの正しいエスケープ手法について」の続き。 弾さんが「404 Blog Not Found:DHTML - 構造化テキストは構造化するのがやっぱ正しい」で示されているような DOM ベースの操作を行えば、原理的に XSS 脆弱性を防ぐことができます。ただ、クライアントサイド JavaScript によるレンダリングはウェブの構造を破壊するという点で筋が悪い(テーブルと FONT タグを利用したページレイアウトが批判されていた頃を覚えていらっしゃいますでしょうか。JavaScript によるレンダリングはウェブのリンク構造も破壊するので一層たちが悪いというのが自分の考え)ですし、サーバサイドでの DOM 操作は重たいので、できれば避けたいところです。 構造化テキストの HTML への変換は、よほど複雑な記法でない限り
昨日の Twitter の XSS 騒ぎは、まだ皆さんの記憶に新しいことと思います。いい機会なので、ツイートのような構造化テキストのエスケープ手法について触れておきたいと思います。 Twitter のメッセージは、単なる平文(プレインテキスト)ではなく、「@英数字」のような他のユーザーへの言及と「http://〜」のような URL を自動的にハイパーリンク化する構造化テキストです。 このような複数のルールをもつ構造化テキストを HTML 化する際には、どのようなコードを書けばいいのでしょう? まず「@〜」をリンク化してから、URL をリンク化すればいいのでしょうか? それだと、@〜 のをリンク化した A HREF タグの中の URL がさらにリンク化されていまいますね。 では、URL をリンク化してから @〜 をリンク化すればいいのでしょうか? それだと、@ を含む URL があった場合に
Favimonは、ウェブサイトのアイコンであるfavicon(ブラウザのアドレスバーとかお気に入りに表示される小さい画像)を使ったポケモンライクなブラウザゲームです。 テキストボックスに好きなウェブサイトのアドレスを入力すると、そのサイトのファビコンが敵モンスターとして登場します。 自分の手持ちのファビコンモンスターとの間でバトルを行い、勝てば捕獲して自分のモンスターに加えることができます。 バトルでの技は、「クッキー」「クリック」「キャプチャ」「ダウンロード」「ハイパーリンク」「右クリック」などウェブとブラウザーに関連した用語がつけられていますが、これが攻撃とか治癒とかに相当しています(ツールチップで各コマンドの機能については出てきます) モンスターのパラメーターがどうして決まるのかはわかっていませんが、とりあえずgoogleはとても強かったです。 動作環境としてはFirefox3.6推
「FriendShuffleはFacebookのStumbleUponだ」と言っても、日本語的にはなじみのないサービスかと思いますが。 FriendShuffle(フレンドシャッフル)は、フェースブックで友達がLike(いいね!)を押したウェブサイトをランダムで表示してくれるというサービスです。まずサイトに行ってFacebookへの接続を許可すると、 ブラウザの一番上にFriendShuffleのバナーが出て、下には友達が最近いいね!を押したページが表示されます。バーの右側には二つのボタンがあって、”I like it too!”は自分もそのページに「いいね!」を与えるボタン、”Shuffle”は次の推薦されたWebページをランダムに表示するボタンです。 Shuffleボタンを押すと、適当なページが表示されます。ほう、フェイスブックがはじまりそうらしいですよ。 ここのところのインタフェース
クックパッド株式会社で開催されたTech Founders Japanというイベントに行ってきました。このイベントは、 ブログOn Off and Beyondの渡辺千賀さん クックパッド代表の佐野陽光さん Foodspotting創業者のAlexa Andrzejewskiさん (@ladylexy) 500 Hats他多数のDave McClureさん 司会が百式の田口元さん という、Webサービスや起業に興味のある人なら話を聴きたいと思うようなすごい顔ぶれのイベントでした。実際、申し込み殺到で、抽選の倍率は4倍もあったのだとか。 田口さんが司会、渡辺さんが通訳、という超豪華布陣で、あとの3人の起業家・投資家のお話を伺い、そのあとクックパッドのキッチンで食事を取りつつ交流タイムという流れでした。 Ustreamの中継もあったし、ツイッターでハッシュタグ#tfj2010 で検索すると参加
結論から先に。cronlog を使えば、アプリケーションのテストコードと全く同じ形式で、監視用のスクリプトを書くことができます。プログラマが監視ツールの記法を覚える必要はありません。これは、プログラマが運用も行うケースでは特に有効な手法だと思います。 先週公開した Kazuho@Cybozu Labs: crontab を使って効率的にサービス監視する方法 というエントリで、crontab と拙作の cronlog を用いてサービス監視を書く手法を紹介しました。しかし、挙げた例はいずれも ping や http のテストといった外形監視の手法です。RDBMS とウェブアプリケーションのみから構成されるサービスならそれだけで十分でしょう。 しかし、外形監視だけでは、メッセージキューのような非同期処理の遅延を観測することはできません。また、http のログを監視して、エラーレスポンスや平均応答
監視とは継続的なテストである、という話 (もしくは cronlog とテストスクリプトを組み合わせた監視手法について)に続きます 今日ようやく、積ん読状態だった「Software Design 2010年1月号」を手に取ったのですが、特集が「今日から使えるスクリプト満載! [プロ直伝]お手軽サーバ監視術」。興味深く拝読したのですが、もっと楽ができるのにと思うところも。ちょうど、昨年末に運用しているサービス「パストラック」のサーバを移転し、crontab と perl で書かれたスクリプト群を使った監視環境を構築したところなので、そこで使っているスクリプト cronlog を紹介したいと思います。 特集の前書きにも書かれていることですが、サーバやネットワーク機器が多数ある環境なら、Nagios を始めとする、専ら監視のために作られたソフトウェアを使って、監視システムを構築すべきです。逆に小規
MySQL のチューニング、と言った場合には、サーバーパラメータの調整や EXPLAIN コマンドを利用したクエリ実行計画の最適化が話題に上ることが多いです。しかし、発行する全ての SQL について、いちいち EXPLAIN コマンドを使って確認していては、いくら時間があってもたりません。チューニングを効率的に進めるには、まず、ボトルネックとなっている SQL クエリを特定し、次にその最適化を行うべきです。 ではどのようにして、ボトルネックを特定するのか。MySQL Conference & Expo 2009 のキーノートにおいて Mark Callaghan 氏は、Google では SHOW PROCESSLIST コマンドを使った統計的アプローチを使っていると述べていらっしゃいます (参照: MySQLConf 09: Mark Callaghan, "This is Not a
フリーミアム(少量は無料だけど大量に使うと有料という課金モデル))なウェブサービスをいくつも成功させている37Signalsが、新しくウェブデザイナーと発注者のマッチングサービスHaystackを本日オープンしました。 ウェブデザイナーやウェブデザイン会社は、このサイトに登録することで、デザインを発注したい企業の目に止まり、仕事を受けられるかもしれない、というものです。 有料プランもあり、その場合は上のスクリーンショットにあるように、無料の表示の4倍の大きさのスペースに、複数の作例を表示したりできるということです。 同種のマッチングサービスは既に多数あります。たとえば、ProgrammerMeetDesignerとかCollabFinder、AuthenticJobs、Kropなどがそうです。Haystackは後発ではありますが、37Signals自身の知名度が高いことから、このサイトもそ
WordPress.comが、ホストするブログのすべてにおいて、RSSCloudに対応したというニュースが入ってきました。 WordPress.comサービスに存在する750万個のブログすべてが、この仕様に対応したということですが、さらに、WordPress.org、つまり自分のサーバにインストールするタイプのWordPressでも、プラグインRSS Cloudが提供されています。早速自分の持っているWordPressブログの一つにインストールしてみました。 それで何が起こるかというと、RSSのソースを見たときに、cloudというタグで情報が増えます。こんな感じ。 <sy:updatePeriod>hourly</sy:updatePeriod> <sy:updateFrequency>1</sy:updateFrequency> <cloud domain='akimoto.jp' po
サービスのドメイン名と売り込み方に悩んでる人に、効くこともある、かもしれない話。 2年前、サンフランシスコで行なわれたTechCrunch40というITベンチャー発表会に記者として取材に行く機会がありました。昨年は10社増えたTechCrunch50となり、日本からの挑戦も3社あったのでご存知の方も多いかと思います。 TechCrunchでは、発表するスタートアップ以外にも、サブ会場のブースでデモをできるスタートアップが100社とか選ばれます。DemoPitと呼ばれたそのブース会場で、世界のいろいろな所から自信のサービスを紹介するための企業が集まっていたのですが、その中で今でも強烈に記憶に残っているのが、Puku社のType-Any-Circle-of-Six です。 サービス自体は、オンラインのリンク集で、NetVibesやMy Yahoo!なんかと似たようなものです。自分のためのリンク
外国語を使う前にルールを調べましょう、という事を言ってるつもりは全然ないよ。実際にやってみるといろんな事が出てきておもしろいなあ、という話のつもり。実際問題は大文字だろうと小文字だろうと情報は伝わると思うので。 この記事は移転前の古いURLで公開された時のものですブックマークが新旧で分散している場合があります。移転前は現在とは文体が違い「である」調です。(参考)記事の内容が古くて役に立たなくなっている、という場合にはコメントやツイッターでご指摘いただければ幸いです。最新の状況を調べて新しい記事を書くかもしれません
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