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  • ネバー・エンディング・ブログ・ストーリー6: ラオスー

    前回までのお話 ↓ ネバー・エンディング・ブログ・ストーリー ネバー・エンディング・ブログ・ストーリー その2 ネバー・エンディング・ブログ・ストーリー その3 ネバー・エンディング・ブログ・ストーリー その4 ネバー・エンディング・ブログ・ストーリー その5 ■コポンチの帰還 ネチケットの墓地を後にし、無断リンク戦線跡地を通り過ぎたコポンチと翁は、股ぐらの虚無がその存在を強烈にアピールしはじめたため、さらに旅を急ぎました。すると、地平線の向こうにやっとお城の姿が見えはじめました。さらに近づいてみると、何やら異変が起こっているようでした。お城の周りには無数のツタのような植物が、建物全体を取り囲むように複雑に絡みつき、このままではお城を突き崩してしまいそうな勢いでした。そしてこの謎の植物の周りにはナタをもった家来たちが必死になって除草作業をしていました。 コポンチは聞きました。 「これは一体

  • ネバー・エンディング・ブログ・ストーリー その5: ラオスー

    前回までのお話 ↓ ネバー・エンディング・ブログ・ストーリー ネバー・エンディング・ブログ・ストーリー その2 ネバー・エンディング・ブログ・ストーリー その3 ネバー・エンディング・ブログ・ストーリー その4 ■母との別れ メタの森を出たコポンチたちは、もと来た道をたどってお城へ帰ることにしました。お城へ帰るには恐ろしい脊髄反射の沼をもう一度通らなければならないのですが、コポンチは全然怖くなく、かえって心が躍りました。なぜなら命の恩人である沼地の母に再び会えるからでした。先ほどあったろくでなしのメタの賢人に腹を立てていたコポンチも、沼地の母のことを思うと怒りも収まってくるように感じられました。 沼地につくと、コポンチは早速沼地の母に挨拶をしようと思いました。しかし、いくら探しても沼地の母は見つかりません。 「どうしたんでしょうか?どこかへ出かけてしまったんですかね?」 コポンチは翁に聞き

  • ネバー・エンディング・ブログ・ストーリー その4: ラオスー

    前回までのお話 ↓ ネバー・エンディング・ブログ・ストーリー ネバー・エンディング・ブログ・ストーリー その2 ネバー・エンディング・ブログ・ストーリー その3 ■脊髄反射の沼とコポンチの危機 正論港を出発したコポンチと翁は、何日も何日も歩いて、ようやく脊髄反射の沼にたどり着きました。この沼を越えれば、メタの賢人が住むメタの森はもうすぐそこです。しかし、コポンチは沼のかもし出す何となく薄気味悪い雰囲気に尻込みしました。沼には船も無ければ橋もかかっていません。ここを進むものは自分の足だけで進まなければならないのですが、この沼のそこの見えない濃い緑色のぬるぬるした水面といい、時折沼のそこから溢れ出す気色の悪い泡といい、とても率先して足を突っ込みたくなるような沼ではありません。 コポンチが第一歩を踏み出しかねていると、翁がいつになく厳しい顔でたずねてきました。 「コポンチ、君はこの沼の秘密を知っ

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