大手3キャリアから出そろった『Xperia Z3』。9月にドイツ・ベルリンで開催されたIFAで発表され、そのデザインや機能は高く評価された。国内では、ドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社が取り扱いを開始。販売開始後の各種ランキングでも、iPhoneに割り込み、上位につけている。そのXperia Z3はどのようなコンセプトの元で開発されたのか。同モデルを手がけた商品企画とデザインや各機能の担当者に、端末の特徴や開発秘話をうかがった。 ——最初に、Xperia Z3の基本コンセプトや特徴を、商品企画の内田さんからお話いただけないでしょうか。 内田氏 まずデザインですが、Xperia Zシリーズとして進化が求められているところに、Z1、Z2ときて、フレッシュさをどこまでアピールできるかをやってきました。大きさや厚みについてはかなり注力して削減し、重さで11グラム、厚さで約1ミリ、薄型・軽量化でき
