新党「おおさか維新の会」を結成予定の橋下徹大阪市長は23日、大阪市内で開かれる維新の党の「臨時党大会」に関して、「維新の党は政党の体を成していない。リセットする」と述べ、改めて解党すべきだと主張した。さらに「(離党したので)党大会には入れないが、東京から国会議員が来たら、代理人としてメディアの前で議論する」と、当日は“用心棒”役に徹する考えを示した。 大阪市役所で記者団に語った。24日の臨時党大会には、新党に合流する国会議員らが参加。維新の党の解党が決議される予定だ。 維新の党執行部と新党合流組の分党協議は決裂し、政党交付金の扱いでも内紛が続く。橋下氏は、合流見込みの国会議員や地方議員ら計165人が執行部から除籍されたため解党を決意したと説明。政党交付金は「国に戻す」と語った。11月の大阪府知事、市長のダブル選への影響を問われると、「支持を受けるかどうかは、選挙で審判が下される。それが政治