バッグが商品として売り場に並ぶまでの流れで、中枢を担っているのがここ。商品を企画デザインし、メーカーと呼ばれる職種に渡す。 メーカーはまず、渡されたデザインをもとに、職人にひな形のバッグを作ってもらう。 職人は文字通り、革からバッグを作り出す。この後大量生産されるバッグのひな形のようなもの。 職人に作られたひな形バッグは、メーカーに渡る。メーカーは、それにそって、一つ一つのパーツの革を型抜きしたり、使用する金具や裏地を集めたりする。つまり大量生産のための部品を作るわけだ。今の職人は、バッグをラインにそって組み立てていく「組み立て工」という側面が強い。職人が組み立てやすいように下準備をするのだと考えればわかりやすい。メーカーはある意味、手配師のような存在だといえるだろう。 そして再び職人にパーツを使って作らせる。そしてそれを問屋に納品する。 問屋は、メーカーが指示通りの商品を職人に作らせてい
オープン後わずか3ヶ月で販売個数3万個を突破。~国内鞄・袋物市場規模が低迷する中、売上目標を200%上回る~ <初の旗艦店「SAVOY表参道本店」売上レポート> ファストバッグブランドを展開するサボイ株式会社は、昨年12月16日にオープンした、初の旗艦店である「SAVOY表参道本店」にて、オープン後わずか3ヶ月で、販売個数 約3万個を突破いたしました。 昨今の国内鞄・袋物市場規模は、世界同時経済不況により個人消費が冷え込んだことなどが要因となり、小売金額ベースで前年度比90.8%の9,352億円と推計し、2002年度から8期連続での縮小、また、過去10年で最大幅の減少となっています。(矢野経済研究所調べ。調査期間:2010年2月~6月) このような中、昨年12月にオープンした「SAVOY表参道本店」では、セクシー&グラマラスなバッグからカジュアル、モダンベーシックなデザインのバッグまで幅広
海外の高級ブランドが国内店舗を次々と閉鎖している。シャネルが九州の店舗を閉店し、ルイ・ヴィトンは東京・銀座への大型店出店を白紙に戻した。イタリアの高級ブランド「ヴェルサーチ」は国内全4店舗を閉店し、日本法人の広報部門の閉鎖も決まった。事実上の日本撤退と言えそうだ。 ヴェルサーチ国内全4店閉店 事実上の日本撤退 まあ,近年の(不)人気から見てもヴェルサーチの撤退はやむなしという感じでしょうか. 他のブランドは,と言うと…… 日本での高級ブランドの売れ行きは依然厳しく、ルイ・ヴィトンやクリスチャン・ディオールを傘下に持つ高級ブランド最大手の仏モエヘネシー・ルイヴィトン(LVMH)は、09年1〜6月期の日本での売上高(円ベース)が前年同期比20%減少した。アメリカの13%減、ヨーロッパの5%減よりも減少幅が大きい。一方、日本を除くアジアでは4%増加した。 仏の宝飾ブランド「カルティエ」を傘下に持
著者プロフィール 長浜淳之介(ながはま・じゅんのすけ) 兵庫県出身。同志社大学法学部卒業。業界紙記者、ビジネス雑誌編集者を経て、角川春樹事務所編集者より1997年にフリーとなる。ビジネス、IT、飲食、流通、歴史、街歩き、サブカルなど多彩な方面で、執筆、編集を行っている。共著に『図解ICタグビジネスのすべて』(日本能率協会マネジメントセンター)など。 世界同時不況の影響を受け、雑誌の部数落ち込みが著しい。と同時に、店頭に並ぶ雑誌に付録付きのものが増えてきているのをご存じだろうか。 広告収入の落ち込みで一時期薄くなっていた雑誌。しかし今や、女性向けファッション誌の大半が付録付きとなっているなど、厚さが増している。付録付きは女性向けファッション誌にとどまらず、男性向けファッション誌、ライフスタイル誌、若者向け情報誌にも拡大し、各出版社の編集部は「どんな付録を付けて売るか」に腐心しているようだ。
矢野経済研究所は7月5日、「国内かばん・袋物市場に関する調査結果2010」を発表、2009年のかばん・袋物市場は前年度比9.2%減の9352億円(小売金額ベース)と大きく減少したことが分かった。市場規模は8年連続で縮小しているが、2009年度の減少幅はその中でも最大となっている。 矢野経済研究所では、「2008年後半からの経済情勢の変化が、近年市場をけん引してきた『新富裕層』を含めた個人消費の冷え込みにつながり、購買頻度や購入単価が低下したことで市場規模は減少傾向にある。加えて、2009年はビジネスマンの出張機会の減少や『新型インフルエンザ』問題で、ビジネスバッグや旅行かばんの需要が低下し、エコバッグやブランドムック本のバッグブームが女性向けバッグの需要・単価の低下につながったことも、市場規模減少の要因として挙げられる」とコメントしている。 分野別に見ると、インポートブランド(海外ブランド
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