昨年、情報処理推進機構(IPA)が開催したIT業界の重鎮と現役学生による討論会で、学生の持つIT業界への「ネガティブイメージ」が明らかにされたのは記憶に新しい。5月28日、IPAが開催したイベント「IPAX2008」で、再び経営者と学生の討論会が行われた。IT産業が国際的な飛躍をめざすために学生に期待することが今年の討論のテーマ。 学生側は、慶應義塾大学、九州大学、千葉工業大学、東京情報大学、東京工科専門学校から各校2人ずつ、計10人が出席。一方、産業界代表としてCSKホールディングス 取締役 有賀貞一氏と、コムチュア 代表取締役社長 向浩一氏が討論を行った。また、IPAからは理事長の西垣浩司氏が参加した。司会はインプレスR&Dの田口潤氏が行った。 「ポジティブなビジョンを提示して」 「産業を問わず、やりがいのある仕事のイメージ」について学生に質問をしたところ、「達成感がある」「自分の成長
歌声作成ソフト「鏡音リン・レン」を修正し、より自然に歌えるようにした「鏡音リン・レン ACT2」が、7月上旬ごろにリリースされる見通しだ。クリプトン・フューチャー・メディアの佐々木渉さんが、5月28日に神戸市内で開かれた「音楽情報科学研究会」で明らかにした。 鏡音リン・レンは、声優の下田麻美さんの声をベースに、ヤマハの技術「VOCALOID2」を利用して作成した歌声合成ソフト(男の子もいます!「鏡音リン・レン」 コンテンツ投稿サイトもオープン)。昨年12月に発売されたが「歌声がロボットっぽくて不自然」という声がユーザーから上がっていた。 ACT2は、従来品と同じ声データを利用しながら、音と音のつなぎ目をチューニングし、自然に歌えるようにした。 既存ユーザーのアップデート方法や詳細な仕様、正確なリリース時期、デモ楽曲などは、6月上旬に正式発表するとしている。 研究会ではこのほか、「初音ミク」
学生とIT産業のトップが公開対談というものがあったみたいです。 「IT技術者はやりがいがある仕事か」 「10年は泥のように働け」「無理です」――今年も学生と経営者が討論 なんというか、怒りを感じるというかIT業界に失望を感じさせられました。 「仕事をコツコツ続けていれば見えてくる」と話す。「まず10年間は泥のように働け」 いや、10年も我慢する必要ないですよ。先が見えないのに、よくわからないけどとりあえず泥のように10年働けと。意味が分かりません。周りにすごい人たちがいる!この会社のサービスは凄い!とか感覚的なものでもちょっとした希望でも、未来に何らかの期待が持てるなら、コツコツがんばるのも全然良いと思うのですが、でなければ10年泥のように働く必要ないですよ。世の中にはたくさん良い会社がありますよ。てか社員のことなんだと思っているの? 仕事をするときには時間軸を考えてほしい。プログラマから
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は2008年5月28日,同機構が主催したイベントIPAX2008で学生と経営者との公開対談を開催した。経営者はCSKホールディングス 取締役 有賀貞一氏,コムチュア 代表取締役社長 向浩一氏に元NEC代表取締役社長で現IPA理事長 西垣浩司氏が加わった。学生代表は慶應義塾大学,九州大学,千葉工業大学,東京情報大学,東京工科専門学校から各校2名が登壇し,うち4名は女性。司会はインプレスR&D 編集局長 田口潤氏が務めた。 「IT産業は技術革新が起き続けているのに,学生に人気がないと言われる。本当に人気がないのか。IT産業は学生からどう見られているのか。率直な意見を聞きたい」(田口氏)。公開対談は昨年に引き続いて2回目となる。 IT企業のイメージは 最初に投げかけられた「やりがいのある仕事とは」という問いに対しては,学生からは以下のような回答が出てきた。
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