連載目次 用語解説 統計学/機械学習における平均絶対誤差(MAE:Mean Absolute Error)とは、各データに対して「予測値と正解値の差(=誤差)」の絶対値を計算し、その総和をデータ数で割った値(=平均値)を出力する関数である。(図1)。なお誤差は、「予測値-正解値」ではなく「正解値-予測値」でもよい(ただし両者では微分時の結果の+1/-1が逆になる)。 上記の式から1/nを外すと(=総和だけで平均しない場合)、L1ノルム(マンハッタン距離)の式と同じになる。このことからMAEは、L1損失(L1 Loss)やL1ノルム損失(L1-norm Loss)とも呼ばれる。 用途と特徴 MAEは主に、回帰問題における出力層の評価関数として用いられる。また、損失関数として使われることもある。 MAEよりもMSE(平均二乗誤差)やRMSE(MSEの平方根)の方が有名であるが、MSE/RMSE
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