2023.6.27 Microsoft Build Japan で話した資料です。
はじめに Microsoft Build 2023 で発表された Azure OpenAI Service の On Your Data のパブリックプレビューが開始 しました。体感的には On Your Data は日本国内の全 Azure OpenAI Service ユーザーのうち 8 ~ 9 割程度のユーザーが待ち望んでいた機能ではないかと感じます。(ryohtaka 調べ) What's new in Azure OpenAI Service - June 2023 New easy way to add your data to Azure OpenAI Service (YouTube) しかし、実際に On Your Data を活用するためには気を付けるべきポイントが数多く存在しており、正確な期待値を持ったうえで使うことが非常に重要になってきます。そこで、本記事では On
Microsoftは2023年6月9日(米国時間、以後同)、コードエディタ「Visual Studio Code」(以下、VS Code)向けPython拡張機能の「June 2023」リリースを公開したと発表した。 Python拡張機能は、Visual Studio Marketplaceからダウンロードするか、VS Codeの拡張機能ギャラリーから直接インストールできる。 主な強化点は、単体テストやテストフレームワークのアーキテクチャ再設計、オーバーロード演算子のIntelliSenseサポート、Pylance拡張機能におけるインデックスファイル制限の追加だ。以下ではこれらの概要を紹介する。 単体テストやテストフレームワークのアーキテクチャ再設計 関連記事 VS Codeの拡張機能でPythonの仮想環境構築からコード整形、Lintまでを体験してみよう 簡単な関数を作りながら、VS C
Googleが「AudioPaLM」を発表しました。AudioPaLMはテキストベースの言語モデルである「PaLM 2」と音声ベースの言語モデルである「AudioLM」を統合したマルチモーダルアーキテクチャであり、テキストと音声を処理・生成し、音声認識や音声翻訳などのアプリケーションに利用できるとのことです。 [2306.12925] AudioPaLM: A Large Language Model That Can Speak and Listen https://doi.org/10.48550/arXiv.2306.12925 AudioPaLM https://google-research.github.io/seanet/audiopalm/examples/ AudioPaLMは、AudioLMから話す速さ、声の強さ、高さ、沈黙、イントネーションなどのパラ言語情報を保持する
xFormersはフェイスブック(現メタ社)の開発者が開発したライブラリで、Transformerに最新のコンポーネントを取り入れることにより、従来より高速でメモリ効率の高い計算を実現します。Stable DiffusionでもxFormersを有効化することにより、画像生成速度やメモリ消費量を抑制することができる可能性があります。ここでは、xFormersの有効性を検証します。 xFormersの使用方法 xFormersを使うには、「webui-users.bat」でオプションの指定します。「webui-users.bat」をメモ帳などで開いて編集し、「set COMMANDLINE_ARGS=」の行に「–xformers」のオプションを追加します。 ここではさらに「–opt-channelslast」も追加しています。opt-channelslastは計算時にチャンネル(特徴マップ)
David Gewirtz (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 川村インターナショナル 2023-06-28 07:30 今回も引き続き、AI生成コードを使用することの法的意味を探っていく。米ZDNETの記事へのコメントで、この難問に取り組むきっかけを与えてくれた@pbug5612に心から感謝したい。 このシリーズの最初の記事では、「ChatGPT」などのAIチャットボットによって作成されたコードの所有権に注目した。今回の記事では、法的責任の問題を取り上げる。 機能面での法的責任 この議論の枠組み作りにあたって話を聞いたのが、長年にわたりInternet Press Guildのメンバーを務める弁護士のRichard Santalesa氏だ。テクノロジージャーナリズムのキャリアを持つSantalesa氏は、この問題を法律とテクノロジーの両面から理解している(同氏はSm
広告収入目的の「MFA」と呼ばれる低品質なWebサイトで、生成AIの導入が進んでいることが分かった。中には1日1200本以上の記事を生成しているサイトもあり、自動化が急速に進んでいる様子が伺える。 by Tate Ryan-Mosley2023.06.28 542 9 AIチャットボットを活用して生成された文章によって構成されたWebサイトが、グーグルなどを経由して広告収入を得ている。メディア研究機関のニュースガード(NewsGuard)が作成し、MITテクノロジーレビューに独占的に提供された新たな報告書によって、こうした実態が明らかになった。 140社を超える大手ブランドが、おそらく知らず知らずのうちに、AIで作成された信頼性の低いサイトの広告費用を支払っているとみられる。こうしたAI生成ニュースサイトで見つかった大手ブランドの広告の90%はグーグルが配信したもので、グーグル自身のポリシ
セクシー女優として、長らくトップを走っていた上原亜衣。現在はタレント業に加え、コンカフェの運営なども手掛ける彼女が、デジタル写真集を出した。題して、「上原亜衣~再生~」。全編AIで作成、約50枚の写真を収録。上原亜衣のこれまでにない魅力が詰まっていると、早くも好評だ。 「ビキニやランジェリー姿の写真や、アートっぽいカットまで、いろいろ作ってもらいました。『Stable Diffusion』という画像生成AIソフトを使ったのですが、髪型をボブにしたり、ロングにしたり。自在にできるんです。私は横に座って気ままに案を出していただけなんですけど、いやあすごかった。この技術は私たちにとって、追い風になると思ってます」 そう語るのは、上原亜衣本人。AI写真集出版の背景には、彼女の強い好奇心があった。 「AIに仕事を奪われるだとか、タレントはもういらなくなるとか。そんなことを言う人もいるけど、私は違うと
AIを使って画像を生成する時、「ちょっとだけ修正を加えたい」と思うことは多いもの。そんな人たちの夢をかなえるツールが「DragGAN」です。DragGANは画像の中で動かしたいポイントを指示するだけでAIが自動で修正してくれるというもので、2023年5月に論文だけが提出されていましたが、2023年6月22日にソースコードが公開され、同時にデモも登場しました。 GitHub - XingangPan/DragGAN: Official Code for DragGAN (SIGGRAPH 2023) https://github.com/XingangPan/DragGAN Drag Your GAN: Interactive Point-based Manipulation on the Generative Image Manifold https://vcai.mpi-inf.mpg.
パナソニック ホールディングスは、「パナソニック グループのAI技術戦略」として、これまでのAI活用拡大へ向けたパナソニックの取り組みや、注力するAI技術分野、今後の展望といった企業戦略に関する説明会を開催した。 説明会には、パナソニック テクノロジー本部 デジタル・AI技術センター所長の九津見洋氏、立命館大学 情報理工学部 教授兼パナソニック テクノロジー本部 デジタル・AI技術センター 客員総括主幹技師の谷口忠大氏が登壇。本記事では、説明会にて紹介された、パナソニックグループとしてのAIの捉え方や、取り組み、活用事例について紹介していく。 パナソニックグループが活用するAIの特徴とは AIといえば、昨今はChatGPTなどに代表されるように、チャットによる自然な会話が利用できたり、画像生成に利用するイメージが強いが、パナソニックが研究、活用するAIは、企業・メーカーに向け、事業をサポー
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 日本マイクロソフトは6月27日、国内開発者向けのイベント「Microsoft Build Japan」で、生成AI開発を推進するための新たな共創プログラムなどを発表した。世界で5カ所目となる共創施設「Microsoft AI Co-Innovation Labs」を秋に開設するほか、「Azure OpenAI Service リファレンスアーキテクチャ」と、これを展開する「Azure OpenAI Service リファレンスアーキテクチャ 賛同パートナー」プログラムを7月4日に開始する。 Microsoft AI Co-Innovation Labsは、企業がマイクロソフトとシステムやサービスにAIおよびIoTを組み込み開発していくた
IT Leaders トップ > テクノロジー一覧 > AI > 事例ニュース > 北海道東川町、Azure OpenAI Serviceによるチャットボットを住民対応と庁内業務で検証 AI AI記事一覧へ [事例ニュース] 北海道東川町、Azure OpenAI Serviceによるチャットボットを住民対応と庁内業務で検証 2023年6月27日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部) リスト 北海道東川町は、Azure OpenAI Serviceを活用したAIチャットボットの実証実験を開始した。住民がチャットを介して情報を入手しやすくする使い方と、東川町職員の庁内業務を効率化する使い方を検証する。AIチャットボットには、ネオスが開発した「OfficeBot powered by ChatGPT API」を使う。ネオスの親会社/持株会社であるJNSホールディングスが2023年6月2
米国連邦地方裁判所(ニューヨーク州南部地区)は6月22日(現地時間)、裁判においてAIチャットサービス「ChatGPT」で生成した非実在の判例を引用した弁護士らに5000ドル(約72万円)の支払いを命じた。 問題の弁護士らは航空機内トラブルに関する訴訟を担当。提出書類を作成したスティーブン・A・シュワルツ弁護士がChatGPTに類似の判例を求めたところ、生成された判例に非実在のものが含まれていた。 シュワルツ弁護士はChatGPTが誤った回答を生成するとは思っていなかったとしている。また裁判の過程で提出書類を確認した別の弁護士は、シュワルツ弁護士を信頼していたため、書類を細かく確認しなかったと証言している。 裁判所は「信頼できるAIツールを利用するのは本質的に不適切なことではない」との立場を示した。一方で、弁護士は提出書類の正確性を確保する役割を担っているにもかかわらず、シュワルツ弁護士は
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