Raspberry Pi財団が2023年9月28日に新製品「Raspberry Pi® 5」を発表、工事設計認証の取得・表示手順完了次第、スイッチサイエンスウェブショップでも販売予定 Raspberry Pi財団は2023年9月28日、人気の主力製品シングルボードコンピュータRaspberry Pi® 新製品シングルボードコンピュータ「Raspberry Pi® 5」を発表しました。 「Raspberry Pi® 5」は2023年9月28日現在、工事設計認証(いわゆる技適)未取得のため、株式会社スイッチサイエンス(本社:東京都新宿区、代表取締役:金本茂)では、工事設計認証の取得及び表示などの対応が実施された後の販売開始を予定しています。 「Raspberry Pi® 5」は、「Raspberry Pi® 4」と比べてCPU性能は2~3倍、GPU性能も向上、Raspberry Pi®独自開発
最近「なぜ関数プログラミングは重要か」という文書の存在を知りました。関数型プログラミング界隈ではかなり有名な文書のようだったので私も読んでみたのですが、話題の一つとして「遅延評価がプログラムのモジュール化を可能にし、生産性を高める」という話が事例とともに説明されており、とても勉強になりました。まだまだ理解しきれてはいませんが…… 本記事では、「なぜ関数プログラミングは重要か」に触発された私が、試しに機械学習のパイプライン構築に遅延評価を適用してみた事例を紹介します。読者のターゲットは普段Pythonで機械学習に触れているデータサイエンティストの方です。本記事を通して、遅延評価を使うと機械学習の学習処理ような「停止条件を満たすまでforループを回す」系の処理をうまくモジュール化できることを実感していただければ幸いです。一方で、例えばC#のLINQやJavaのStream APIなど (私はよ
Amazon Bedrockとは? 2023/9/28にAWSが生成系AIのサービス「Amazon Bedrock」を正式リリース (GA) しました。 「Amazon Bedrock」は、様々な企業の基盤モデル(FM)を1つのAPIで利用できるようにするサービスです。 基盤モデルとは、大量のデータで事前訓練された大規模な機械学習モデルのことで、用途は幅広く、検索からコンテンツ作成、医薬品開発など、様々な分野で活用できます。 Amazon Bedrockは、この基盤モデルの利活用が容易にできるサービスとなっています。 ユーザーは、AIのスタートアップや著名な企業が開発した基盤モデルを簡単に試すことができ、また、自社のデータを使ってカスタマイズすることもできます。 「Amazon Bedrock」は言うまでもなくサーバレスであり、インフラの運用が不要であることに加え、ChatGPTとは異なり
Googleは、非構造化文書(例えばレシートなど)から高精度にテキストを抽出するOCR(Optical Character Recognition)技術『LMDX(Language Model-based Document Information Extraction and Localization)』を発表しました。この技術は、特にGoogleの大規模な言語モデル「Bard」と、Google DriveやGmailなどのサービスとの連携をさらに強化する可能性もあります。 参照論文情報 タイトル:LMDX: Language Model-based Document Information Extraction and Localization 著者:Vincent Perot, Kai Kang, Florian Luisier, Guolong Su, Xiaoyu Sun, Ram
「ChatGPT」をはじめとした生成AI(人工知能)の利用が広がる中、AI開発や利用に関する法的な論点に注目が集まっている。本稿では、IT業界で働く人が知っておきたい日本国内のAI原則やガイドラインなどをまとめた。それぞれに所轄官公庁などの情報提供ページへのリンクを記載しているので、詳しく知りたい方は確認してほしい。海外のAI原則やガイドラインなどをまとめた「海外編」も後日公開予定なのでそちらもあわせてチェックしてほしい。 AIに関する原理、原則を定めたもの 「人間中心のAI社会原則」(内閣府)(2019年) 「AIの適切で積極的な社会実装を推進するため」各ステークホルダー(国、行政組織、開発者、事業者)が留意すべき原則として、「人間中心の原則」「教育・リテラシーの原則」「プライバシー確保の原則」「セキュリティ確保の原則」「公正競争確保の原則」「公平性、説明責任および透明性の原則」「イノベ
【Profile】野口 竜司 Noguchi Ryuji / 取締役CMO ZOZO NEXT 取締役CAIOやZホールディングス Z AIアカデミア幹事を経て現職。カウネットの社外取締役、三井住友カードのHead of AI Innovationを務めるなど、大企業でのAI戦略/企画策定を多数リードしている。日本ディープラーニング協会 人材育成委員やDX MGR Club幹事も務める。新著『ChatGPT時代の文系AI人材になる』が2023年10月4日発売される。 経営者や企画人材に必要なスキルが大きく変わる新著『ChatGPT時代の文系AI人材になる』はどのような内容ですか?GPT時代のAIの基礎やプロンプト術、またAIのマネジメントやケーススタディを体系的にまとめた、非常に実用的な内容になっていると思います。前作『文系AI人材になる: 統計・プログラム知識は不要』の骨格は維持しつつ、
序章 GPT時代が到来! ヤバい知的生産革命 世界中を驚かせた「ChatGPT」 ChatGPTだけじゃない!? 「AI群雄割拠時代」へ GPTがこなせる「知的タスク」はどんなもの? GPT時代のAIは「ヒトの気持ち」をどこまで読める? 言語AIだけでなく「創るAI」も続々登場 知的生産革命が起こる「GPT時代」をどう乗り切るべきか 第1章 文系のためのシン・AIキャリア ホワイトカラーの仕事を変える「働くAI」がやってきた GPT時代に職を失わないように 文系のためのシン・AIキャリアを作ろう GPT時代の文系AI人材に必要な「7つのチカラ」 今の自分の「AI活用マインド」は? 第2章 GPT時代のAIの「キホン」を丸暗記 GPT時代のAIの「すごさのキホン」を知ろう GPTの「ここまでできる」を知ろう 「生成AI」のキホンを理解する “出る順”でキホン用語を押さえる 第3章 GPT時代
フランスのAIスタートアップであるMistral AIが開発した大規模言語モデル「Mistral 7B」が、2023年9月に登場しました。モデルの重みがApache 2.0ライセンスでリリースされているので自由に調整してチャットAI開発に利用可能となっているほか、パラメーター数を73億個に抑えているにもかかわらず「Llama 2 13B」や「Llama 1 34B」などパラメーター数の大きいモデルよりもベンチマークで高いスコアを残しています。 Mistral 7B | Mistral AI | Open source models https://mistral.ai/news/announcing-mistral-7b/ Mistral 7Bは73億パラメーターのモデルで、特徴は下記の通り。 ・すべてのベンチマークでLlama 2 13Bを上回るパフォーマンス ・多くのベンチマークでLl
今はインターネットで必要な情報を探すために「ググる」のは当たり前。したがって、SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)は企業にとっても重要な取り組みだ。しかし、今後はパーソナルAIアシスタントの役割が増すという予測が増えてきた。ビル・ゲイツ氏も「将来のAI市場で競争優位に立つのは、パーソナルAIアシスタントを開発する企業だろう」と指摘。今後、SEOは時代遅れになり、代わりに「AIエンジン最適化」が重要になるのか。そうなる未来に向けて、企業はどのような対応が求められることになるのだろうか。 ゲイツ氏、パーソナルAIアシスタントに期待 生成AIの登場によって、消費者のインターネット利用の様相が変わりつつある。 たとえば、プラグイン利用によりインターネットにアクセスできるようになったChatGPTを使えば、グーグルで検索せずとも、最新の料理レシピ、最新ニ
2023年9月27日・28日に開催されるMetaの新製品発表イベント「Meta Connect 2023」の基調講演で、Metaが開発する大規模言語モデル「Llama 2」をベースとするAI会話アシスタント「Meta AI」が発表されました。Meta AIはWhatsApp・Messenger・Instagramで利用できるほか、同日に発表されたMeta Quest 3やスマートグラスのRay-Ban Metaでもアクセス可能だとのことです。 Introducing New AI Experiences Across Our Family of Apps and Devices | Meta https://about.fb.com/news/2023/09/introducing-ai-powered-assistants-characters-and-creative-tools/ P
GoogleのチャットAI「Bard」は、2023年7月のアップデートで「AIとの会話内容を共有する機能」を追加しました。この会話共有機能を使用すると、Bardとの会話がGoogle検索にインデックスされてしまい、全世界に公開されてしまうことが明らかになっています。 Google accidentally leaking Bard AI chats into public search results https://www.fastcompany.com/90958811/google-was-accidentally-leaking-its-bard-ai-chats-into-public-search-results Google To Block Bard Public Shared Conversations From Google Search https://www.ser
SlackやTeamsと連携したChatGPTサービス、「Lightblue Assistant」の提供を開始月額380円から利用可能、社員ひとりひとりのパーソナルアシスタントとして生産性向上に貢献します 日本語大規模言語モデル(LLM)の開発・提供も手掛ける東大発AIスタートアップLightblue(代表取締役:園田亜斗夢、本社:東京都千代田区、以下「Lightblue」)は、企業内での生成AIの導入・活用を推進するべく、月額380円(税抜)から使えるChatGPTサービス、「Lightblue Assistant」の提供を開始いたします。 Lightblue AssistantはGPT-3.5をベースに高速でベーシックな回答が可能であり、さらに進化したGPT-4による高度な生成文も利用できます。加えてファイル連携やストレージ連携を通じて、企業独自のデータを連携することが可能です。 本サ
AIベンチャーのPreferred Networks(PFN)は9月28日、生成AI事業に関する新子会社「Preferred Elements」を11月1日に設立すると発表した。マルチモーダル(画像や言語など複数の入力ソースを扱えること)な基盤モデル(大量のデータでトレーニングし、さまざまなタスクに適応可能な大規模モデル)の開発強化が目的。 Preferred ElementsはPFNの共同創業者で最高研究責任者を務める岡野原大輔さんが取締役社長を務める。本社はPFNと同じ東京都千代田区に構え、2024年中に基盤モデルの開発と、商用サービス提供を目指す。「LLMの課題である偽情報(ハルシネーション)やバイアス、悪用リスクへの対策、事前学習用データの作成・収集に関して、国・大学・企業とも連携を深め、社会インフラとして活用するための安全性を備えた基盤モデルの開発につなげる」(PFN) 併せて、
2023年9月28日 マンガ制作をAIで効率化して、カラー化=“着彩”の時間を2分の1に マンガ多言語制作システム「MOES」に着彩機能を実装し、マンガの海外展開を支援 大日本印刷株式会社(DNP)は、多言語対応のマンガ制作ツール「DNPマンガオンラインエディトリアルシステム MOES®(モエス)*1」に、株式会社10ANTZ<テンアンツ>*2が開発した「マンガAI着彩機能」を搭載し、2023年10月にトライアル運用を開始します。 MOESは、マンガ等のコンテンツの創出・制作・各種データ変換を一貫して支援するスタジオ「MANGA CREATIVE WORKS®」*3で提供する制作ツールです。この機能により、従来は手作業で行っていたマンガに色を付ける“着彩”の工程を大幅に効率化します。 また、オノマトペ(マンガに描かれる画像化された擬音語・擬態語)を削除するとともに、削除後の部分にあるはずの
AmazonではAIによって書かれた本が無関係の著者の名義で販売されている事例が報告されており、Amazonはそれに対し「作者名に関する商標登録がないと本の削除対応はできない」とかたくなな姿勢をとっていました。しかし、被害に遭った作者がSNSに状況を訴え、それに全米作家協会が支援を始めた結果、Amazonが対応に動き出したことが報じられています。 Amazon Reverses Course on ‘Garbage Books’ After Public Uproar - Decrypt https://decrypt.co/151780/amazon-authors-writers-fake-books-trademark 出版業界で25年の経験がありコンサルタントも務めるジェーン・フリードマン氏は、自分が無関係にもかかわらず、自分の名前が著者として表記されている本がAmazonに複数並
CreatorZineニュース ピクスタ、顧客のAI開発要件に合わせてゼロから制作するサービス開始 機械学習用画像・動画データ収集を支援 写真・イラスト・動画・音楽素材のマーケットプレイス「PIXTA(ピクスタ)」を運営するピクスタは、機械学習用画像・動画データ収集をワンストップでサポートする、機械学習用撮影サービスを開始した。 これまで、PIXTAの8,700万点以上の写真・動画素材から、AI開発のニーズに合わせて機械学習用データとして提供してきたが、加えて、新規撮り下ろしにも対応。AI開発にあたって、ストック素材だけでは足りない学習に必要な画像・動画データを、要件に応じて新たに撮影・納品することで、画像認識の精度向上に貢献する。 PIXTA機械学習用データ提供サービスの特徴 同社の機械学習用画像・動画データ提供サービスは、ストックフォトサイト「PIXTA」で提供する8,500万点以上の
米Googleは9月28日(現地時間)、Webサイトのオーナー(以下、「Webパブリッシャー」)に対し、サイトのコンテンツをGoogleのAIモデルのトレーニングに使われないようオプトアウトする方法「Google-Extended」を提供すると発表した。 Google-Extendedは、Googleの生成AI「Bard」とMLプラットフォームの「Vertex AI」および、これらの製品を強化する将来の世代のモデルを含む一連のAIの改善のためにコンテンツを使われたくないWebパブリッシャーに、コンテンツへのアクセスを制御する機能を提供する。 この機能は、クローラー巡回を制御するrobots.txtを介して利用する。Webパブリッシャーはこの機能で、Googleのクローラー「Googlebot」によるスクレイピングとインデックス化は持続しつつ、コンテンツのトレーニング利用を回避できるとしてい
エクサウィザーズは、ChatGPTなど生成AIの利用実態に関するアンケート調査結果を発表した。2023年4月の前回調査では「日常的に使用する」の回答は7.2%だったが、今回調査では20.3%と大幅に増えた。 エクサウィザーズは2023年9月7日、ChatGPTなど生成AI(人工知能)の利用実態に関するアンケート調査結果を発表した。 今回の調査は、同社が同年8月に実施したセミナーの参加者を対象としたもので、368社518人から回答を得た。生成AIの利用状況をレベル1(関心なし)からレベル5(日常的に使用)までの5段階に分類し、業務での活用状況を尋ねた。 その結果、レベル5(日常的に使用)は、前回2023年4月調査時の7.2%から20.3%に大幅に増加。レベル4(時々使用)と合わせると、全体の60%以上となった。
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