国際的なIT企業は、ベンチャー企業を含めたエマージングな企業に対して、どのようなことを願い、どのような基準で投資あるいは買収をするのか――。11月に開催されたイベント「New Industry Leaders Summit 2006 Fall」(NILS)の「グローバルIT企業のエマージング市場・企業に対する取り組みと実際」と題されたセッションでは、Google、Microsoft、IBMの各社の投資部門担当者が参加して、それぞれの違いを際立たせている。 Googleからは本社開発部門でプリンシパルを務めるCharles C. Rim氏が、Microsoftからはアジア太平洋地域Emerging Technology & Venture Capital担当ディレクターのJohn Hummelstad氏が、そしてIBM Venture Capital Groupでベンチャーディベロップメント