アジアの平和や発展に尽くした個人や団体をたたえ、「アジアのノーベル賞」とも呼ばれるマグサイサイ賞に、ことしは平和や環境の問題をテーマに数多くのアニメーション映画を手がけ、海外でも高く評価されている宮崎駿監督が選ばれました。 マグサイサイ賞は毎年、アジアの平和や発展に尽くした個人や団体に贈られ、「アジアのノーベル賞」とも呼ばれています。 過去には、貧困や飢餓に苦しむ人たちの救済に生涯をささげたマザー・テレサや、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世などが受賞しています。 フィリピンの首都マニラにある財団は31日、ことしの受賞者として個人4人と1つの団体を発表し、このうち日本からは数多くのアニメーション映画を手がけ、海外でも高く評価されている宮崎駿監督が選ばれました。 宮崎監督について財団は「環境の保護や平和の提唱など、複雑な問題を子どもたちが理解できるよう芸術を駆使した。世界で最も記憶に