著者プロフィール:石塚しのぶ ダイナ・サーチ、インク 代表取締役。1972年に南カリフォルニア大学修士課程卒業、米国企業で職歴を積んだ後、1982年にダイナ・サーチ、インクを設立。以来、ロサンゼルスを拠点に、日米間ビジネスのコンサルティング業に従事している。著書に『「顧客」の時代がやってきた!「売れる仕組み」に革命が起きる』(インプレス)がある。 米国で熱く繰り広げられるプレミアムコーヒー戦争。マクドナルドやダンキンドーナツなど、シェア剥奪を狙う競合のスタバ攻撃は過酷だ。 近頃、何を読んでいても、スタバ不調のストーリーで持ちきりである。自ら引き起こした「ブランド破壊」が顕著になっているのは本国の米国だけかと思っていたが、日本でも同様な展開になっているらしい。 不況のご時世で、最近、米国の広告・マーケティング業界からは派手な話題がめっきり減っているが、そんな中、唯一、目立っているのが「プレミ
